千葉雄大が“東日本大震災から10年”の思いや教訓を未来につなぐナレーターに

3月6日(土)に放送される「つなぐ、つながるSP」(昼2:00‐3:54、TBS系)と、3月11日(木)に放送される「Nスタスペシャル・東日本大震災10年～つなぐ、つながる～」(昼1:55‐3:49、TBS系)のナレーターを俳優・千葉雄大が務めることが発表された。

宮城県出身の千葉は、2019年に放送されたドラマ「小さな神たちの祭り」(tbcテレビ)で主演。津波で突然大切な家族を失い、「生き残った自分だけが幸せになっていいのか？」と葛藤を抱えながら毎日を過ごす主人公を熱演した。

当時、千葉は「震災に関して、どこか“ふた”をしてしまっていたこと、言葉にできなかったあの時の気持ちを、繊細に紡いだつもりです」と自身のオフィシャルブログにコメント。さらに「いろんな気持ちがあってよくて、前に進めなくたっていいと思う。でも、もしちょっとでも前に進みたいと思っているのなら、その手を引いてあげたい、背中をそっと押してあげたい、とも思う」と、故郷・東北の人たちに寄り添っていた。

今回の番組では、そんな千葉がナレーターとして、今だからこそ見えてきた震災の側面や、それぞれの人が持っているこの10年の物語を伝える。

また、ドラマ「小さな神たちの祭り」もTBS系で3月11日(木)夜11時56分より放送される。