――今回の撮影はいかがでしたか?
久々の撮影で緊張感のある中、今回、25年前の自分のCMからまた当時とは違う、現代においての問題みたいなものを自分の言葉でということでしたが、非常に責任感のあるというか緊張感のある中で楽しくやらせていただきました。
――今回、Jリーグの誹謗中傷抑制動画起用のお話をお伺いされたときは、どんなお気持ちでしたか?。
25年前に違う形で社会に問題提起をさせてもらって、今はスポーツ界でも社会でもネットでの誹謗中傷の問題はすごく深刻なものがあるので、自分の言葉で皆さんに語り掛けるじゃないですけど、そういう思いでやらせてもらいました。
――撮影前に25年前の映像をご覧になられていましたが、そのときの感想を教えていただけますか。
「いじめ、かっこ悪い」と言っていましたが、僕が格好悪かったですね、今見ると(笑)。あんな感じでよくやっていたなって思いました(笑)。もう少し紳士的に…あのときの自分に言い聞かせてやりたいですけど。
ただ、あのCMが今も時々話題に上がったり、いじられたりすることもあるんですけど、あの経験をさせてもらったおかげで、また今回こういう話を頂けたので、非常に良い経験だなと思っています。
――25年前から変わったことはありますか?
年齢を積み重ねて、僕自身も人生の中でいろんな失敗やいろんな経験をしたので、当然考え方も変わっていますし、自分が今の立場になってスポーツだけでなく、いろんなメディアの中で発言する上で、昔より今の方が責任感を感じますし、自分の言葉1つで周りの環境も変わってくると思うので、責任感は昔もあったつもりですが、今はよりそれを感じています。
――25年前から変わっていないことはありますか?
変わっていないこと(笑)。んー、サッカーが好きだってことは変わってないですかね。もちろん現役の時はプレーをしている方ですけど、今はプレーをしてませんが、子どもたちにサッカーの楽しさを教えたり、Jリーグや海外の試合を見たり、視点は変わりましたけど、サッカーが好きなことは変わっていないと思います。
――2021 年のJリーグに期待することはどんなことですか?
昨年からもそうですけど、コロナ禍でJリーグも選手たちもサポーターの皆さんも大変な中で一生懸命やっているのを外から見ていました。
今シーズンはいつ通常開催になるか分かりませんが、選手たちがピッチの中で一生懸命頑張っているし、サポーターファンの方がスタジアムで、みんな楽しく応援できてサッカーを楽しめる日がまた来ると思うので、その日まで僕らはサッカーを応援したいし、J リーグを応援したいし、それに応えて選手たちは一生懸命ピッチでプレーしてくれると思うので、みんなでサッカー界を盛り上げていけたら良いかなと思っています。
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