――今後、劇場版などの希望はありますか?
アニメ化が決まって本当に嬉しいんですけど、アニメの続編だったり、劇場版だったり、大きく広がっていくことは望んでいるので、もっともっと大きくなるように、私も原作者として応援して、アピールしていけたらなと思っています。
――単行本の話が出ましたが、単行本の発売から1週間後の3月25日(土)には「Anime Japan 2017」(東京ビッグサイト)のステージが待っていますね。
「Anime Japan」は声優としてステージに立ったことはあるんですけど、今回は原作者という立場で出演させていただきます。一緒に出演するのが京極尚彦監督と巽悠衣子ちゃんなんですけど、京極監督とは今までも一緒にお仕事をしていたのに、一緒にステージに立つ機会がなかったので、お客さんの前で監督とお話ができるのがすごく楽しみです。
――声優として活動しながら、漫画を描き続ける理由や原動力は何ですか?
子供の頃から漫画家になるのが夢で、いつかはかなえたいと思っていました。それで、やっと自分の連載が決まったので、続けて描いていきたいなという強い気持ちと、やっぱり漫画を描いている時がすごく楽しいので、これを読んでくれる人が1人でもいるならば、頑張っていこうという気持ちがあります。
――漫画を描く上での、ポリシーやこだわりってありますか?
自分が面白いなって思った物を出したいと思っているので、そこは妥協しないで頑張って、アイデアが出なくても何とかひねり出して、読んでいる人の顔を思い浮かべながら届けられたらいいなと思っています。お話を作るのが元々好きなので、読んだ方に少しでもクスッてしてもらえたらいいなっていうのを1番に考えて作っています。
――アイデアが出ない時、何で気分転換していますか?
お菓子を食べるとかですかね。お腹を満たして、リラックスした状態で考えるっていう感じですかね。
――「まけるな!!」という応援する感じのタイトルですが、徳井さんは応援してほしい時に何て言われたいですか?
声優の仕事が大勢でワイワイしている一方で、漫画を描いている時は家で1人という孤独な作業なので、その時は応援してほしいなって思うこともあります。そういう時、ファンの方から「頑張って」とか「楽しみにしてます」っていうメッセージを頂くと、来月も楽しみにしている人がいるから頑張って描こうっていう気持ちになれますね。やっぱり、「楽しみに待ってます」っていう声をもらうのが1番励みになります。
――徳井さんが“あくのぐんだん”のように地球を侵略するとしたら、どんな作戦で攻めますか?
“お昼寝制度”を世界中に導入するとか、そういうノンビリした侵略ができたらいいですね(笑)。
――今日の衣装のポイントはどこでしょうか?
今回のアニメ化に向けた漫画家の衣装で、宇宙のセーラー服なんですけど、宇宙柄ということで可能性を感じるなと思いまして。無限大に広がっていくような願いを込めて、着させていただいています。
――お名前にもピッタリですね。
そうですね。あと、ベレー帽は漫画家なので必須です!
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