中村ゆりか、“癖のある役”を好演も「名前と顔を認知してもらうことが難しくて」【Interview】

2021/03/05 12:00 配信

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中村ゆりかがインタビューに応じた撮影:ブルータス海田

――初めての写真集発売、おめでとうございます。

ありがとうございます。以前からずっと写真集を出したい気持ちはあったんです。初写真集で24歳という微妙な年齢ではありますが(笑)。でも、成長途中のような意味合いのものになっていいのかなと思いました。今まで経験してきた表情とか思いが詰まった1冊になったんじゃないかなと思います。

――自分で企画書を書いたと聞きました。

好きなイメージや、自分自身を表現するならこういうテイストがいいだとか、やってみたいことを提案させていただいたんです。自分がそこに写ったらどう見えるのかを、主にスタイリストさんやメークさんと相談させていただきました! 事前にこうしたいという明確なイメージがあったので、こうやって形になって感慨深いですね。

――衣装もとってもかわいかったです。

私の体のラインに合うものを大切にしました。身長が低い人でもかわいく着られて、スタイルがよく見えるようなものを選びました。

――撮影後に写真を見て、感じたことは?

撮影の移動中に、カメラマンの中村(和孝)さんに見せていただいたりしたんです。その時に、「このカットは絶対に使いたい!」っていうものがあったので、それをお伝えしたりしました。

ただ、セレクトしていただいた写真を見せていただいたとき、それが入っていなかったりもして(笑)。でも、他の人が選んでもらった中には、自分では気付かなかった表情がありましたし、すてきな写真がたくさんありました。他の写真とのバランスも考えなきゃいけないし、選ぶのはすごく迷いました!

――水着やすっぴんにも挑戦していますよね。

初水着は、結構重大発表です(笑)。露出はあるんですけど、水着でもおしゃれな写真になっています。すっぴんは初めて出す一面って感じですね。撮影では、正直すっぴんの写真を入れるのを忘れていて(笑)。そういえば撮ってないよね?って話になって、慌てて撮りました。

――ロケ地は沖縄!

初めて行きました。日本の中でもずっと行ってみたかった場所だったので、うれしかったです。新しい環境に飛び込む感覚でした。

――夕日の写真もきれいでしたね。

その写真は、私のお気に入りです。いつきれいな夕日が出るか分からなかったので、カメラマンさんが待ち構えてくれていて「今だ!」ってときに急いで駆けて行った感じです(笑)。

――夕日のシーンではロングヘアーも印象的です!

初めてエクステを着けています。これまで癖のある役をやってきたので、名前と顔を認知してもらうことが難しくて。「あの役をやったコだよね」と言われることが多いので、それを打破するためにも新しい私を見てもらいたいなと思って提案したんです。

――笑顔全開な写真もすてきでした。

これまで、写真では開放的な表情をあまりしたことがないと思うんです。ギンガムチェックの衣装の写真では、浜辺での開放感もあって無防備な一面が見られると思います!

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