――今作は動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」初のオリジナル配信ドラマでもあります。その作品に出演されることへのプレッシャーを感じる部分もありましたか?
「それはちょっとありましたね。『僕でいいのか!?』って(笑)。でも純粋に役をいただけたことがうれしかったですし、絶対に期待に応えたいなとも思ったので、いろいろな方にたくさんのことを相談しながら演じさせていただきました。特に監督はとてもフレンドリーな方で、役のことももちろんですけど、プライベートなこともお話させていただいて。いい意味での緊張感がありつつも、常に自然体でいられる空間を作ってくださったんです。とても感謝しています」
――リクは専業主夫としてより良い家庭環境を作ろうと奮闘しますが、結木さん自身がいつか奥さんと暮らす上での“これだけは欲しい環境”と言えば?
「どうだろう…寝室は全然一緒でいいんですけど、お互いが一人で過ごせる部屋は絶対に一つずつ欲しいですね。僕は台本を読む際など、何かに集中したい時は必ず一人になりたいタイプなので。でも、となると部屋が最低でも3つはある家に住む必要がありそうですね…(笑)。難しい場合は、カフェなどに行って一人の時間を作るようにすると思います」
――改めて2021年の役者としての意気込みを教えてください。
「初の夫役を演じてみて、また新しいスタートが切れたなと思っています。個人的にはこれから、もっともっと初めての役をやっていきたいですね。これまではどちらかと言うと『結局、いい人だったね』という役どころが多かったので、例えば本当に芯から悪い役だったり、どうしようもないダメ男だったりにも挑んでみたいです。たくさんのことを吸収しながら役の幅を広げていきたいですね」(取材・文=松木智恵)
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