綾瀬はるか「前向きなメッセージが伝われば…」行方不明の夫を待ち続ける女性と震災を知らない建築士の“愛の物語”が放送!

2021/03/06 08:30 配信

ドラマ

「あなたのそばで明日が笑う」が放送!(C)NHK


3月6日に放送される東日本大震災10年 特集ドラマ「あなたのそばで明日が笑う」(夜7:30-8:43、NHK総合ほか)に出演する綾瀬はるか池松壮亮土村芳阿川佐和子高良健吾が見どころなどのコメントを寄せた。同作は、宮城・石巻市を舞台に行方不明の夫を待ち続ける女性が震災を知らない建築士と出会い、心を通わせていく愛の物語。主題歌「かくれんぼ」をRADWIMPSが担当する。

宮城県石巻市の復興住宅で一人息子と暮らし、行方不明の夫を待ち続けている真城蒼を演じる綾瀬は「人それぞれ、大小関係なく悩み、苦しみがあると思いますが、時間がかかっても受け入れながら前に進んでいくと明日に繋がっていくという、前向きなメッセージが伝わればと思います。蒼の姿を通して『前を向いて頑張っている人たちがいるんだ』ということを少しでも知ってもらい、寄り添ってもらえたらと思います」と語った。

また、人付き合いが苦手震災を知らない建築士の葉山瑛希を演じる池松は「このドラマが、見てくださった方々にとって、この国で10年前に起こった災いの記憶を、そして今世界で起きていることを見つめ直し、再生に向かう一歩となることを願っています」と明かした。

東日本大震災10年 特集ドラマ「あなたのそばで明日が笑う」あらすじ


「あなたのそばで明日が笑う」場面写真(C)NHK


“後ろを向くことで、前に進んで行っちゃだめなのかな”
震災で行方不明の夫を待ち続けている“夢の時間”。震災後に出会った男性と積み重ね始めた“現実の時間”。あれから10年。ふたつの時間を生きる被災地の女性が居場所を求めて移住して来た建築士と出会い、両者を想うことで、もう一度、笑顔を取り戻すまでの心温まる物語。
宮城・石巻の復興住宅で一人息子と暮らす蒼(綾瀬)は、震災で行方不明となった夫・高臣(高良)を待ち続けていた。そんな中、蒼は人付き合いが苦手で居場所を求めて移住してきた建築士・瑛希(池松)と出会う。