――そんなご自身と正反対のキャラクターを演じる難しさはありましたか?
自分がセリフを言うと強くなりがちなので、友梨には意志をあまり感じさせないようにしたいと思っていました。かといって弱々しく言うことだけが正解じゃないので、意志を持たない言い方っていうのが難しかったですね。
話し方とか、しゃべりのテンポってその人のキャラクターじゃないですか。だから友梨を演じるにあたって自分とは違う風に話したいなと思いました。
――これまでいろんな役を演じてこられていますが、今作の役作りで特に挑戦したことはありますか?
すごい…“地味感”、が意外に初めてだったなと思います。3人で話しているシーンとか、私はわりと真歩っぽいんですよ。(トークを)回したかったり、しゃべりが先行型だったりするんですけど、友梨は最終的にしか出てこない感じ。
(真帆と里子と)3人で教室でしゃべっているときに、真帆と里子が言い合いを始めて、普通だったらここで止めたくなるなと思うんですけど、でも友梨はそこを止められない、というシーンがありました。そういう行動に対して、感情を合わせていくのがやっていて新鮮でしたね。
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