橋本環奈、イメージ覆す“地味感”への挑戦 演じる役に「共感できるポイントは無い」

2021/03/13 07:20 配信

ドラマ インタビュー

「インフルエンス」に出演する橋本環奈撮影=富田一也

ヘアメークも“地味”


――高校生のシーンと大人になったシーンで演じ分けたポイントはありましたか?

そこは意外に意識しなかったです。友梨ははじけている感じが無くて、地味だけど達観しているというか。友達といてもワイワイキャッキャしない、高校生らしさが無いのかなと思っていたので、逆に演じ分けせずできたのかなと思います。

――地味なキャラクターということで、髪型やメークはいかがでしたか?

高校生の時は、髪もしばってるしアイメークもしてないですね。大人になってからのデートシーンとかは、おしゃれしてみたりだとかイヤリング付けたりだとか。でも地味です。大人になってから真帆と里子と会うシーンがあるんですけど、真帆と里子はキラキラ華やかな感じなので、友梨とは対照的だなと思いますね。

――“友情”が作品のテーマの一つですが、“友情”を感じることはありますか?

学生の頃の友達とは今でも仲いいですし、(同級生は)大学4年生の代なので、4月になるとみんな就職して遊べないねって会話をしてました。仲のいい友達がみんな福岡にいるんですけど、時間を取って会いに東京に来てくれたりとかしてました。

――最後にドラマのアピールとメッセージをお願いします。

インフルエンス」はある意味重たい話ではありますが、友情とか感情の細かい揺れや移り変わりを体験してもらえると思います。最終話になるにつれて伏線が回収されていく様子も楽しみにしていただけたらと思います。


取材・文=小御門勇稀