対馬地鶏復活プロジェクトの切り札は究極の親子丼<世界一の九州が始まる!>

2021/03/11 07:45 配信

芸能一般

「世界一の九州が始まる!『復活?!長崎の対馬地鶏』」より

3月14日(日)の「世界一の九州が始まる!」(毎週日曜朝10:15-10:30、RKB毎日放送ほかJNN系九州各局)は、NBC長崎放送製作の「復活?!長崎の対馬地鶏」を放送。対馬地鶏の復活プロジェクトに挑む料理店社長の挑戦を追う。

長崎県在来種の対馬地鶏は一時絶滅の危機に瀕していた。そんな対馬地鶏を復活するために動いたのが、長崎にある料理店「登利亭」の野副智徳社長(34歳)だ。

鶏料理から始まった登利亭だったが、いつの間にか長崎の海の幸が看板料理に。原点回帰、そう思った時に、野副社長は対馬地鶏の存在を知った。

褐色の羽毛にあごひげが特徴の対馬地鶏。肉の味の良さが自慢だったが、数は減り、今その姿を対馬で見ることはできない。その原種は長崎県が島原で大切に育てている。

さらに良質の味を求めて、野副社長らが龍軍鶏(たつしゃも)ごろうと交配させ誕生したのが、「長崎対馬地どり」だ。硬いイメージの強い地鶏だが、長崎対馬地どりは驚くほどジューシーで臭みもなく、奥深いうま味が特徴だ。

現在、南高愛隣会という障がい者施設の人たちが飼育する。月に600羽しか流通できない希少性の高い鶏をもっと増やし、日本中に広めたいのが野副社長の願いだ。

長崎対馬地どりの知名度を高めることと、飼育用施設の資金の一部を求めて、クラウドファンディングも立ち上げた。そのお礼に提供するのが、究極の親子丼。切り札の究極の親子丼とはいったいどのようなものなのか? 著名な料理評論家・服部幸應氏もそれを味わう。

【写真を見る】長崎対馬地どりを使った「究極の親子丼」。とってもおいしそう!