また、三人の人生を変える敏腕コーチ・麻木夏陽子役に馬場ふみか、要一の父で、飛込競技の元五輪選手だったMDCのヘッドコーチ・富士谷敬介に村上淳が扮する。そして「おっさんずラブ」(テレビ朝日)や「極主夫道」(読売テレビ)などを手掛けた瑠東東一郎が、演出を手掛けることが決定した。
お話をいただいた時に、「コーチ!?」というのが正直な感想でした。飛び込みを見たことがあまりなかったので、 新しいことを知れるというのと、人に教える立場を演じたことがなかったので、ちょっと大人になったのかなって思います。
何度か井上さん、高橋さん、作間さんが練習をしている姿を見させていただいていて、本当に真剣に取り組んでいるので、そこに対して私自身もコーチとして向き合わないといけないと思いましたし、スポーツに一生懸命になる姿はすごく美しいので、そういう部分がこの作品は見られるので、すてきだなって思います。
私が演じる麻木夏陽子は、コーチとして厳しいですが、愛のある厳しさで接していると感じます。自分が習い事をしたり、演技の上で厳しい監督に出会ったりもそうですけど、しっかりと愛を持って厳しく向き合ってくれる方は、私自身にとっても大切ですし、そういう存在になれたらなって思います。
実際に、飛び込み台に上がり10m上からの景色を拝見させていただきましたが、「美しいな」と思いましたね。台本にもあるんですけど、10mに立った時から着水まで1.4秒の世界で何を表現するのか。着水含めて非常に美しい競技だなと改めて思いました。
このドラマの見どころは、井上君、高橋君、作間君、この三人の軸となる、成長した顔つき、 身体つきですね。実際に彼らの練習風景を見させていただいて、すごく真摯に取り組んでいるなという印象だったので、彼らが役を掴んで、水そして10mの高さにどれだけ馴染めるかが、このドラマの鍵だと思っています。僕自身も共演者ながら、その部分での成長を非常に楽しみにしています。
※高橋優斗の「高」ははしごだかが正式表記
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