池脇千鶴主演「その女、ジルバ」草笛光子クランクアップ!池脇には『情が移ってしまってちょっと困るくらい』

2021/03/10 07:00 配信

ドラマ

草笛光子、品川徹がドラマ「その女、ジルバ」クランクアップ!(C)東海テレビ 

池脇千鶴主演のオトナの土ドラ「その女、ジルバ」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)に出演している草笛光子品川徹からクランクアップコメントが届いた。同作は、池脇演じる40歳の笛吹新が、超高齢熟女BAR「OLD JACK&ROSE」で働き始めたことをきっかけに、熟女ホステスらに感化され、前向きに人生を歩み始める物語で3月13日(土)に最終回を迎える。草笛はBAR「OLD JACK&ROSE」のくじらママを、品川はマスターの蛇ノ目幸吉を演じている。

最後の撮影は、BAR「OLD JACK&ROSE」のフロアで行われた。静かに思い出を語りながらダンスするくじらママ(草笛)とマスターの蛇ノ目幸吉(品川)の姿、そしてステージの陰からその様子を見つめている新の心象を描いた場面だ。

音楽も生演奏で行われ、最後まで場の雰囲気を大切にする演出に力が注がれていた。ダンス指導の先生のもと、草笛と品川がステップとポージングを何度も確認しながら踊ること数時間。大ベテラン2人の円熟味あるラストカットに監督からのOKが出ると、2人はホッとしたような表情を浮かべ、スタジオは拍手に包まれた。

クランクアップ後の挨拶で、品川は、「一仕事も、二仕事も終えたような気分です。本当にありがとうございました。監督をはじめとする、全てのスタッフの皆様に心から感謝します」と感慨深くコメント。すると、突然、草笛が「ちょっと頬っぺた貸して」と、品川の頬にキス。品川は驚きながらも照れていた。

品川へのサプライズで最後までチャーミングな姿を見せた草笛は、「バーのママ役だったので、皆様と長くスタジオにいることができて楽しかったです。本当に素晴らしい方ばかりで、自由に肩肘を張らずに演じることができました。池脇さんとの共演は初めてでしたが、情が移ってしまってちょっと困るくらいです。これからも、どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶。

池脇も「よろしくお願いいたします」と丁重に応じた。さらに草笛は、「いつもより衣装もお化粧も派手にしていただいて、だんだん自分がいつもと違う印象になっていくのが面白かったです。ママという派手な役でしたが、同時にきちんとしていなくてはならず、その両面を楽しんで演じました。支えてくださったスタッフの皆様、本当にありがとうございました」と締めくくった。