土岐麻子、カバーアルバム『HOME TOWN～Cover Songs～』より「Jubilee」のリリックビデオ公開“本当に美しい曲です”

2月17日にカバーアルバム『HOME TOWN～Cover Songs～』をリリースしたシンガーの土岐麻子が、同アルバムに収録されているくるりのバラードナンバー「Jubilee」のカバー・リリックビデオをYouTubeチャンネルで公開した。

今作は、アルバムリリースに先駆けて、1月20日に配信されたカバー楽曲で、公開されたリリックビデオは、誰しもが経験する“別れ”や“旅立ち”を“歓び”に変え、それぞれがそれぞれの道へと進んでいく青春の1ページを思わせる、切ないアニメーションに仕上がっている。この時期だからこそ、改めて「Jubilee」の詞とアニメーションをたん能することができる。

土岐は、今回の「Jubilee」について「くるりの曲は、いつかカバーしたいと思ってきましたが、この曲をやってみて、その難しさを思い知りました。デモのときは、歌いながら、自分の歌が嘘に感じる瞬間にたくさん出会って、驚きました。レコーディングでは、一音一音で変わる風景の一部として、誠実に存在するような感覚で歌いましたが、本当に美しい曲です」と語っている。

また3月6日には、本カバーアルバムのリリースを記念して、約1年ぶりとなるワンマンライブ「TOKI ASAKO LIVE 2021 Spring“MY HOME TOWN”」を、東京・日本橋三井ホールにて昼・夜の二部制で開催した。コロナ禍においてさまざまな制約のあるなか、来場するファンを思い、各々のリビングにいるかのような温かく、リラックスできる空間をイメージし、ギターとコーラスの山本タカシと土岐のボーカルだけというシンプルな編成が、唯一無二の歌声を、十二分に味わうことのできるライブとなった。

さらにスペシャルゲストとして、同じ事務所の先輩後輩というつながりで、タレントの渡辺満里奈が登場し、このライブでしか味わえないスペシャルな共演の実現に、会場からは拍手がわき起こった。

なおオリジナルグッズが、通信販売のRocket-Expressでも購入できることに加えて、ライブ当日に会場内で流した土岐によるグッズ紹介を、オフィシャルメンバーズサイト「TOKI CHIC CLUB」内のスペシャルページにて聴くことができる。遠方や、スケジュールの都合で本公演に来られなかったファンも、確認することができる。