1633年。妖怪を滅する力を持つ伝説の刀“天下五剣”を授かる「剣取り」こそが武士道(真の侍)と称賛される時代。
各地では「剣取り御前試合」が開催され、強者が次々と名乗りを挙げていった。
御前試合で一番刀になった侍には、官や称号、望むがままの褒美が与えられ、そして、“天下五剣”である鬼丸国綱、童子切、大典太、三日月宗近、数珠丸を授けられるのであった。
時は早春。江戸城で剣取り御前試合が開催される季節となり、全国から名声や富を求める若者達が江戸に集まっていた。
そんなある日、江戸に暮らす料理茶屋の娘・香夜は、うり二つだという久姫の代わりに偽の姫として花嫁行列を演じることとなる。
駿府城を目指す東海道の旅。護衛となった6人の侍たちとの数奇な運命が幕を開けた。
身命と等しき、この剣 君が為に振るう。
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