中川翼、藤原竜也は「唯一無二の存在。(藤原さんのように)アクションもできるようになりたい」<青のSP>

2021/03/13 18:00 配信

ドラマ

真田一樹を演じる中川翼(Ⅽ)フジテレビ

中川翼 インタビュー全文

――藤原さんに会ったのは4年ぶりだったそうですが、最初に会った時は驚かれたそうですね。

はい。挨拶に行ったら、最初は僕が誰か分からなくて、「会ったことあったっけ?」と言われました(笑)。それで「『僕だけがいない街』で同じ役をやらせていただきました」と言ったら、「ああ、あの時の! 大きくなったね」って。身長は小学校の時に一気に10cm伸びて、気付いたら30cm伸びていました。

――「青のSP」で演じた真田は第一話で大暴れでしたね。

まず、椅子を投げる練習をしたので、みんなと仲良くなることよりもその練習が大変でした。藤原さん(演じる嶋田)に捕まるシーンはアクションもあったのですが、暴れる芝居もアクションもあまり経験したことがなかったので…。
投げる力が弱くて、アクションの現場監督さんに「もうちょっといけるよ!」と言われながら、何度も練習しました。椅子の脚が曲がるぐらいまでやりましたが、力不足を感じました。普段使わない珍しい筋肉を使ったので、翌日も撮影だったのですが、全身筋肉痛で大変でした(笑)。でも、とても貴重な体験ができました。

――真田は最初はキレやすい少年でしたが、嶋田に逮捕されてから大きく変化しました。すんなりと演じることはできましたか?

そうですね。ヤンチャ3人組としていつも一緒にいるクラスメートの西田役の池田優斗くんと市原役の奥智哉くんの2人についていったら、自然と変化していくことができました。2人の存在は大きかったです。

――その後、真田はクラスメートの翔子(吉柳咲良)と共に、嶋田の協力者になりますが、藤原さんとはいろいろ話せました?

はい。3人のシーンの撮影の時は「今日、何で(何を使って)来たの?」と聞かれて、毎回驚かれてました(笑)。ロケ地が千葉県だったので、電車でもバスでも2時間ぐらいかかる場所で、その話をしたら、「マジで!?」と驚かれて。それから、一緒のシーンがある日は、まずは「今日何で来たの?」が挨拶みたいな感じになって、毎回「マジで!?」と驚かれてました(笑)。