ムロツヨシが、フジテレビ連続ドラマで初主演を務めるドラマ「全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの」が、3月28日(日)から6夜連続で放送される。清野とおるの同名漫画が原作の本作は、今まで足を踏み入れたことのない街を実際に歩いた経験から作られた、いわば“大人の街ぶら冒険”ストーリーだ。
赤羽在住の漫画家セイノ(ムロツヨシ)は、ある日地図を見てハッとする…「自分の知らない街ばかりだ」と。知らない街にはどんな光景が広がり、どんな人がいて、どんな物語がそこにあるのか? それを知らないまま死んでしまうのは「なんか、嫌だー!」と、自分とは縁もゆかりもない土地へ足を運び始める。
そこで繰り広げられる物語は、その街で実在する場所が舞台になり、そこに暮らす人たちをモデルに俳優たちが演じていく。ドラマなので台本はあるものの、“これはリアル?”“ここはドラマ?”と、今までの作品にはなかったなんとも不思議な感覚に陥ることになる。
ムロの醸し出す雰囲気が、それぞれの街や人々と化学反応を起こす。地元の人たちと触れあう温かい表情を見せたかと思うと、ツッコミどころ満載の状況にシュールな一言をつぶやく。歴史上の人物に思いをはせる時の真剣な表情から、共演者とアドリブが生まれた時の一瞬のにやけ顔まで。セイノを演じつつもムロの素顔がところどころに垣間見られる。
クランクイン時にムロが語っていたのは、その独特のヘアスタイルについて。ちょこっとおろした短めの前髪が特徴だが、これはヘアスタイリストと相談し、「原作の清野とおるさんと、主人公のセイノ、そしてムロをミックスしてみた」とのこと。演技だけではなく、コント、トークバラエティーなど、さまざまな分野で活躍しているムロだからこそ、セイノ役を満喫できるのではないだろうか。
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