“加トちゃん”の愛称で親しまれるコメディアン・加藤茶とその妻・綾菜さんが3月15日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)にリモート出演。発売中の「加トちゃん・綾菜の笑ってすごせる日めくりカレンダー」に込められた31の“大切な言葉”への思いを語った。
加トちゃんと綾菜さんは2011年に45歳の歳の差を乗り越えて結婚し、今年結婚10周年を迎えた。また、今年は加トちゃん自身の芸能生活60周年の節目の年でもある。
そんな記念すべき年、2人は日めくりカレンダーを発売した。加トちゃんにとってもカレンダーの発売は今回が初めて。カレンダーには、2人が大切にしてきた31の言葉が書かれている。番組では、著者である2人がリモートで出演し、それらの言葉に込められた思い出を語った。
2006年と2014年に大きな病を経験した加トちゃん。それまでは「野菜は嫌い、脂っこいものが大好き」だった加トちゃんだが、綾菜さんの勧めで朝食にフルーツを摂りはじめたのをきっかけに生活習慣を見直すことができ、回復に至ったのだという。
綾菜さん曰く、「結婚した68歳の頃より78歳の今の方が元気だよね」。カレンダーには、そんな2人の経験から生まれた「朝、食前にフルーツね」をはじめ、「食べたことがないものを食べる日」「旬なものを食べる日」など食にまつわる言葉も収められた。
45歳の歳の差というインパクトは強烈で、結婚当初の綾菜さんは心無い言葉を浴び、自転車を壊されるなどの嫌がらせも受けた。加トちゃん、当時を「僕が叩かれるなら我慢ができるんですけど。なんでこんなに(彼女を)バッシングするのかな、結婚したことが悪かったのかなと」と振り返った。
そんな時に綾菜さんを支えたのは、加トちゃんが口にした「味方は一人いれば十分」「笑顔の準備ね。笑う寸前まで」という言葉だった。
当時を「加トちゃんは何があっても私の味方でいてくれた。味方が一人いるだけでこんなに強く生きていけるんだって。考え方を変えたら、まわりの景色が変わって見えた」と振り返った綾菜さん。2人が支え合って生きる姿は多くの人の心を打ち、バッシングは温かい声援へと変わった。
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