2021/03/17 20:00 配信
Twitterのフォロワー数が現役セクシー女優の中では最も多く180万フォロワーを突破した深田えいみ。さまざまなジャンルのプロデュースや書籍出版など本業以外の活躍も続くが、特に顕著なのがSNSでの発信力。Twitterでは“キャッチーな一言+写真”の形から深田のツイート(お題)にフォロワーが答える大喜利形式へ発展し一般認知度を高め、YouTubeでは約25万人、Instagramでは約40万人、TikTokでは170万人のフォロワーを誇る。そんな深田にインタビューを行い、SNS運用にまつわる思いや人との関わり方などを聞いた。
――深田さんはセクシー女優としてだけでなく、ファンとコミカルに交流する「大喜利おねえさん」として多くのファンも獲得していますが、最近はYouTubeやTikTokの活動もスタートしましたね。
始めてみたはいいものの、まだ全然やり方をつかめてなくて。100万以上の登録者数をもつYouTuberの方と知り合いになって、直接「私に求められてる動画ってどういうのですかね?」とか「どういうことをしたらバズりますか?」って聞いちゃってます。
――素直ですね(笑)。
だって、何も分からないから(笑)。何か情報を得ようと思ったら、やっぱり、その道の方に聞くのが一番じゃないですか。一人じゃなくて、何人かの方の話を聞いているうちに、やり方もそれぞれなんだって分かってくるし、その中でも共通して必要なこととかも見えてくる。TikTokは、人気の動画をいろいろ見ながら自分なりに「なんでこれがウケてるんだろう?」って分析しています。で、私にできそうなことがあれば真似したり、そのままは無理でも、ちょっと応用すればうまくいくかも、ってことは試したり。
――同じSNSでも、求められるものはTwitterと違いますか?
違うと思いますね。Twitterはわりとネタっぽいものがウケるけど、YouTubeでは、本音を語るようなものをみんな見たがっている気がします。あとは、タメになるもの。時間をさいてわざわざ見るからには、見返りがほしくなるのかな。私は、“すっぴんからのメイク動画”とか“夜の営み講座”とかをアップしているんですけど、私らしいコンテンツをどうしたらもっと提供していけるのかというのは、まだまだ模索中です。
――活動の場を広げたことで、変化はありましたか?
これまで私のことを知らなかった人たちに、知ってもらえるようになったのは感じます。Twitterを始めたときもそうでしたが、普段AVを見ない女性は、生活のなかに私の名前に触れる機会がないじゃないですか。でもTwitterなら、興味ないことでもリツイートでまわってきたりしますしね。それで私のことを好きになって、もっと知りたいと思ってくれたとしても、私のイベントってAVを買わないと参加できないものがけっこう多くて。だけどYouTubeなら女性に向けたコンテンツも作れるし、気軽に見ていただける。これまでとは違う私を広く見ていただけるのはうれしいです。
――女性のファンが増えたなと感じる機会はありますか?
少し前に、プライベートで訪れた草津で若いカップルに話しかけられたんですけど、彼女さんのほうがSNSを見ていてくれたみたいで、驚きました。「写真撮ってあげるよ」って彼氏さんのほうが言うの、珍しくありません?
――たしかに。
まあ、そのあとは彼氏さんも「俺も」ってなったんですけど(笑)、なんかすごいな、って思いました。カップルが一緒に“AV女優”を応援することがあるなんて想像もしていなかったから。彼女がヤキモチ焼くのがふつうじゃないですか。深田えいみという存在が、AVの枠を超えて、いろんな層に伝わっているんだなと思ったらすごく幸せになりましたし、勇気をもらいました。
――最近刊行された「大喜利お姉さん深田えいみの人生相談室」にも、「どうせなら一人でも多くの人に『深田えいみ』という存在を知ってほしい」と書かれていましたが、そのモチベーションはどこから生まれるんですか?
ぶっちゃけ、AVの世界って狭いんですよ。仕事はスタジオでこもりきりだから決まった人としか関わらないし、私のことを知ってくれる層も限られている。Twitterでずいぶんと私の世界は広がったから、どうせならYouTubeも…と思ったんですけれど、いざ始めてみたら「私ってこんなにちっぽけだったの?」って思い知らされることばかりで。
――Twitterのフォロワー数なんて関係なかった?
ないですね。何百万という再生回数を安定して稼ぐYouTuberさんがすでにたくさん活躍していて、私の知識や経験ではたちうちできないことばかり。ああ、もっと頑張らなくちゃなあって思います。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)