――朝の番組が始まり、生活のスタイルにも変化がありましたか?
もちろん早起きはしますが、本当に規則正しい生活をするようになりました。役者の仕事は、忙しいときはずーっと忙しくて、休みになると1、2週間何もないということが結構あります。その身としては、月~金で朝3時半に起きて、夜8時過ぎから睡魔に襲われることがずっと続くというのはなかなかなかったですから。
月~金で働いている方たち、サラリーマンの方たちの生活リズムが、なんとなく理解できるようになったというか、このサイクルで「週末が来た、よし、週末だ!」と感じる気持ちがやっと分かったように思います。平日がつらいというわけじゃないんですけど、単純に「土日がやってきたぞ!」ということを感じられるようになったということですかね。
――朝3時半に起きて、テレビ朝日にいらっしゃるのは何時頃ですか?
5時前ですね。
――そこから、SNSにアップしている写真を撮られるのですね。
良い写真を撮っていると思いませんか?(笑) 去年の夏にデジタルカメラも手に入れて。家族から粋なプレゼントをもらいました。それまではスマホで撮っていたんですけど、拡大するとどうしても画質が粗くなります。家族の前で「もっと良い写真を撮りたい」と話していたら、兄と母が相談したのか、デジカメをプレゼントしてくれて。それで撮るようになったら「いいね!」の数が如実に増えました。
――撮らない日もありますか?
曇りの日も撮ってはいるんですよ。それがリズムになっているので、ルーティンで。ただ、この写真を載せても、見る人はうれしいのかな?と思う曇天の時は、紹介しないこともあります。やっぱり自分がときめいたものをSNSに載せなきゃなとも思います。
――日の出の時間には屋上に上がり、太陽を待つ流れでしょうか?
日の出直前、10分前くらいがいちばん良いんですよ。雲の状況にもよりますけどね。陽が出てから空が赤くなると思われるかもしれませんが、一番赤くなるのは、実は日の出前なんです。
だけど、日の出の時刻は季節によって変わるので、それによって僕の台本を書くペースが変わります。台本を書く前に撮りに行ったり、合間に行ったり。冬だと書いてから行きます。台本作業は太陽に左右されていますね(笑)。作業に追われて、「ちょっと遅れちゃったな」という日もあります、たまにですけど。
――台本というのは、お天気コーナーの流れをご自身で書いているということですか?
予報士さんによって異なるとは思いますが、この内容を話しているときに、この映像、この資料が欲しい、ということで打ち合わせをします。指し棒を使うタイミングもありますし。僕は結構ボディーランゲージが大きいらしく、映像を出す担当者がいつボタンを押せばいいのか迷うことがあるらしいんです。なので、台本で決めているということですかね。文字にすると僕の頭の中にあることも整理されて鮮明になるので、自分で書いています。タイピングも早くなって、タッチタイピングは得意な方です(笑)。
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