――お互いに、どんなクイズプレイヤーだったと思いますか?
鈴木:林さんはクイズの知識もすごいですが、真面目に取り組んでいる姿から誰にでも愛される天才じゃないかと思います。撮影中も林さんが面白くて笑いをこらえるのが大変なときが何度もありました。周りを楽しませる天才なので、これからもその長所を生かして楽しくお仕事をしてほしいなと思います。
林:鈴木さんは野球で言うとアベレージヒッターだと思います。守備範囲も広くて、何でもこなせるプレイヤー。僕はどちらかというと三振かホームランかの大味のバッターだったので、彼女からいろいろなものを吸収したいなと思っていました。それから、一番思うのは、努力家ということです。誰しも努力はしていますが、彼女はめっちゃ頑張っていることを感じさせないんです。そういうところもすごいなと思います。
――現在の大将である鶴崎修功さんについてお聞かせください。
林:鶴崎さんは、僕が大学でクイズを頑張ろうと思ったきっかけの人です。「東大王」がまだレギュラー番組ではなく、パイロット版だったときに鶴崎さんが優勝されたのですが、それがちょうど僕がクイズ研究会に入ろうと思った時期と重なっていて。当時の僕は「中学⾼校から競技クイズの第⼀線で戦ってきた⼈たちとうまくやっていけるのか︖」と不安に思っていたのですが、鶴崎さんが大学からクイズを始めたことを知って、それなら自分にも可能性はある、努力次第でどこまでも行けると確信を持てたんです。鶴崎さんは僕にとって、そういう存在の人です。
鈴木:鶴崎さんは、伊沢(拓司)さんや水上さんと同じく尊敬する先輩で、水上さんの卒業後、「この問題は鈴木が取ってくれる」と信頼してくださったことがとてもうれしかったです。鶴崎さんは私たちがいなくなると、レギュラー候補生と年が離れちゃうなと心配していましたが、鶴崎さんなら赤ちゃんからから年配の方まで誰とでも仲良くなってしまうのではないかと思っています(笑)。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)