原作と台本を読んで、コタローくんのような年齢の子が1人暮らしをするという設定に「そんなことがあるの!? どうやって!?」と驚きました。でも、アパートに住んでいる人たちと助け合いながら成長していく姿を見て、切なくなる瞬間もあるんですけど、すごく心温まる物語だなと思いました。
私が演じる綾乃は、一生懸命で真面目な女性なのですが、実はコタローくんへの接し方にすごく悩んでいるんです。だから私自身も、今はまだ「こう演じよう」と決めず、実際に瑛都くんと現場でお会いして、掛け合いをしていく中で関係性を作っていけたらいいのかなと思っています。
ちなみに、綾乃は弁護士なので、衣装合わせで用意してくださっていた服が全部スーツでした(笑)。こんなにスーツを着る機会は、なかなかないですし、普段は掛けないメガネも掛けるので、ビシッとした気持ちになります! 横山さんとは音楽の現場や関ジャニ∞さんの番組にお邪魔した時にごあいさつさせていただいたくらいで、ちゃんとお話したことがないので、お芝居の現場でご一緒できるのが新鮮で、すごく楽しみです。
こういう時代なので、見てくださった方に「自分も頑張ろう!」と、勇気をもっていただけるような作品になればいいなと思っています。土曜の夜、ちょっと夜ふかししても怒られない時間に放送される、本当に心温まるドラマだと思いますので、たくさんの人に見ていただけるとうれしいです。
最初は登場人物が実はどういう人たちなのか、いろいろなことがまだ分からないんです。僕が演じる田丸も何をしている人なのか…(笑)。みんな生き生きしているんだけど、何かしら抱えているものがあるということがだんだん分かってくるので、見た方がどういう風にミスリードされていくのかが、楽しみです。
田丸はヒョウ柄のスーツを身にまとっていたりする、いわゆる“いかつい見た目”の人物です。人は見掛けなのか、中身なのか。でも、周りを威嚇してしまうわけですから、見掛けにもやっぱり責任はありますよね?(笑)。なので、僕も“田丸はなぜその服を着るのか”という気持ちを自分の中で整理していきたい(笑)。とはいえ、そういう服を着て役を生きることができるというのは役者の特権なので、とても面白いと思うし、幸せなことだと思います。
僕は、関ジャニ∞のほかの皆さんとはご一緒したことがあるんですが、横山くんとは今回が初めてなんです。でもこの間、舞台で一生懸命頑張っておられる姿を拝見して、ますます撮影現場でお会いするのが楽しみになりました。関ジャニ∞の中でも、横山くんはちょっと“異質な”イメージなんです、もちろんいい意味でね。実際にご一緒したらどうなるのか、楽しみで仕方ないですね。
このドラマは30分という枠なんですが、それもとてもすてきだなと思うんです。ドラマを1時間見るのって結構体力がいると思うんです。お芝居もストーリー展開も凝縮される気がするので、30分ドラマ…本当にオススメです!気楽に、ぜひリアルタイムで見ていただきたいですね。
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