『エヴァ』24年ぶりの舞台挨拶に声優陣14人が集結！緒方恵美「送り出すという作業がシンジとしての作業」

林原「改めて感慨深い想い」

完成した映画を鑑賞した感想を尋ねられると、アヤナミレイ(仮称)を演じた林原は「2時間35分、長い長い時間を見終わり、そしてさらに長い長いエンドテロップを見ながら、これだけの人たちが集結した映画なんだなと、改めて感慨深い想いでおりました。そしておそらく、30代以降の方たちはここがひとつの終わりであり、10代の人にとっては、もしかしたらここが入り口なのかもしれないなというふうな想いでおりまして、その無限ループのなかを漂うひとも、そして一度抜けてまた帰ってくる人も、エヴァンゲリオンという一つの世界がここに存在していたんだな、ということをかみしめるような想いでおります」と語った。

一方、加持リョウジを演じた山寺は「出ててよかったなあ…って思いました。世の中にたくさんエンターテイメントがあるなかで、どれともちがう、唯一無二の存在であるこの『エヴァンゲリオン』に出れて、(自身の)代表作というところをみると、加持リョウジと『アンパンマン』のチーズって出るので…ほんとにその2つのキャラクターに感謝したいと思います」と話し、笑いを誘った。