モー娘。小田さくらと猫「縁があって出会った猫には幸せをあげたい」

2021/04/02 07:00 配信

アイドル インタビュー

かわいい、かわいそうだけでは…。猫を飼うときに考えてもらいたいこと


――小田さんみたいにミルクボランティアを始める方もいれば、自粛期間で寂しいからとペットを飼い始めて結局飼いきれずに捨てられた猫、犬のニュースもありました。動物を飼うときに考えてもらいたいこと、伝えたいことはありますか?

子猫や子犬がかわいいのは当たり前で、かわいいから飼いたいという安易な気持ちなら飼わないでほしいなと思います。厳しい言い方ですけど、「行き場がなくてかわいそうだから」という気持ちも同じで、動物を飼うことの大変さを知らない人は、まずちゃんと面倒を見られるのかを真剣に考えてからにしてほしいです。

私も子猫の写真を仕事の現場や友達に見せたりすることがあって、そうすると「かわいい!」ってなるんですよ。「良い子がいたらうちにも」って、そういう話をされるんですが、そのたびに、「ちゃんと考えてくださいね。本当に一回ちゃんと考えてくださいね」って思うんです。「かわいい」だけでは飼えないから、本当に飼える人に渡したい。もし飼っている人だとしても、増えてもちゃんとお世話できるのか心配だし、初めて飼うという人にはとてもとても…。

私は飼える人なのかどうなのかなんて目利きできないので、よそにお渡しすることなんてできないですね。無理だったから返したいと言われたらそれは引き受けますが、そうなるんだったら最初から手を出さないでほしいと思います。

――それは猫に限らず、動物を飼うのなら、という話ですね。

本当にそうです。NPO団体が増えてきたおかげで保健所に送られる数は減ったと言いますが、本当だったら捨てられる子や野良の子がいなくなるのが一番いいのになと思います。

――今後、小田さんのようにミルクボランティアをしたいという方にアドバイスがあればいただけますか。

いかに自分の時間を犠牲にできるかですね。私は家族がいるからできましたけど、1人だと仕事の時間を削る覚悟も必要になるはずです。子猫の最初の時期って深夜だろうが2時間に1回はミルクあげないといけないし、おトイレも自分でできないから見てあげないと。いっぱいいっぱいになって放置してしまったら、それこそ猫がかわいそうです。私は、縁があって出会った猫たちには幸せをあげたいと思います。

ミルクボランティアは子猫に対する知識があって、家族や友人とか、協力してくれる方たちと始められればいいんじゃないかなって思います。

取材・文:鈴木康道