ここからはJuice=Juice、モーニング娘。’21が続けて登場。そして、各グループが主演であるアンジュルムの楽曲を歌い上げると、こちらも「ひなフェス」の見どころのコーナーへ。つばきファクトリーとBEYOOOOONDSが「泣けないぜ…共感詐欺」、モーニング娘。’21とJuice=Juiceが「糸島Distance」で共演。そして、大トリとして公演のメインを務めるアンジュルムが再登場する。
アンジュルムが見せる公演のラストスパートは、いきなり「大器晩成」でスタート。その後も、「カクゴして!」「人生、すなわちパンタ・レイ」「夢見る15歳」「46億年LOVE」と怒涛の人気ナンバーのオンパレード。終演後、このセットリストに対してファンは「声出せない、着席でこのセトリは新手の拷問ww」「コロナが憎い。このセトリで盛り上がれないなんて」と、楽しみながらも逆に苦しむ声も多く見られた。
また、竹内が公演中のMCで「今年はアンジュルムのメジャーデビュー10周年。感謝の気持ちを込めて、皆さんと一緒に楽しんでいけたなら」と、ファンへメッセージを贈る一幕もあった。
なかでも、SNS上を騒がしたのは新メンバーの松本。「大器晩成」落ちサビの見せ場で、アンジュルムの歌唱メンバーで2020年にグループを卒業した室田瑞希の後任として抜擢され、見事にその大役を果たしたためだ。
これにはSNSも「新スター誕生の瞬間だ!」「あと、10年はアンジュルムで戦える!」「声援禁止じゃなかったら発狂してた」などと、一時、ツイッターのトレンド入りするなどの盛り上がりを見せていた。
ラストはハロー!プロジェクトの全メンバーで、アンジュルムの「ドンデンガエシ」を披露し、“アンジュルムプレミアム”公演の幕を閉じた。
取材・文=宮澤祐介
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