2019年に映画化された池井戸潤原作、野村萬斎主演の映画「七つの会議」が、本編ノーカットで3月30日(火)夜8:57からTBSで地上波初放送される。
企業の矛盾、働く人々の葛藤や絆など身近な視点を題材に、痛快でありながらエンターテインメントとミステリーが絶妙に融合した小説を生み続ける作家・池井戸潤。その作品群のなかでも“傑作”との呼び声が高いクライムノベル「七つの会議」が原作だ。
主演は狂言界の至宝にして、俳優としても唯一無二の存在感を放つ萬斎。そんな彼が、捉えどころのない自由奔放な顔と、信念を貫く強い心を併せ持つ主人公・八角民夫を演じる。さらに、共演には今まで池井戸作品を支えた重厚かつ、超豪華な俳優陣が勢揃いした。
監督は、その確かな演出力とエモーショナルな映像表現が高く評価される福澤克雄。池井戸作品のドラマ化を数多く成功に導いたその手腕で、キャラクターの複雑な心情変化を緻密に、ストーリー展開をダイナミックに描き出す。
さらに、主題歌はロックの時代を作り、そして変革し、さまざまな人々の人生に影響を与え、自ら進化し続ける“ロック界最重要アーティスト”ボブ・ディランのバラード「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」。日本映画への楽曲提供はノーベル文学賞受賞後、この作品が初である。
萬斎演じる“ぐうたら社員”と呼ばれる中堅メーカーの営業一課の万年係長・八角が、上司をパワハラで訴えたことをきっかけに社内に蔓延する闇に立ち向かう同映画。今回の地上波初放送にあたって、主演の萬斎からメッセージが寄せられた。
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