――では最後に、4月に控えている高柳さんの卒業コンサートについて、一言ずつ意気込みなどを頂ければと思います。
江籠:今リハーサルの真っ只中で、考え過ぎると泣いちゃうからあんまり卒業だなっていうのは意識しないようにしてるんですけど、見どころがたくさんあります。いろんなメンバーにスポットライトが当たって、良いところを引き出してもらっている、「ちゅりさんさすがだな」って思うセットリストになっています。なので、卒業コンサートではあるけど、ちゅりさんがつくったコンサートを楽しんでほしいなって思うので、私も盛り上げられるように頑張りたいと思います。
古畑:明音ちゃんには本当に今まですごくお世話になっていて、どんなときも近くにいてくれた存在だったんです。その明音ちゃんに安心してもらいたいというか、不安になってほしくないと思うので、しっかりとした姿をきっちりお届けできるようにしたいです。私は悔いなく明音ちゃんとその時間を過ごしたいと思います。
斉藤:本当に天才だなって思いました。セットリストの組み方とか、演出もそうなんですけど、いろいろ考えて「こう見せたい」というのが、“自分を良く見せたい”じゃなくて、“SKE48を良く見せたい”という見せ方になっていたり、「この子たちにこういうことを伝えたい」というメッセージ性や流れがあるんです。このメンバーでこれをやるから意味がある、だからこのメンバーでこの曲なんだっていうことや歴史が、セットリストを見たり1曲1曲やることで感じられました。(横で首を縦に振る古畑に)めっちゃ奈和ちゃん頷いてる(笑)。
古畑:私が言ったことにしといてほしいくらい(笑)。
一同:(笑)。
斉藤:そういうところもリハーサルが楽しいっていう理由の一つなんですよね。約1年ぶりの大きな会場でのコンサートでもあるので、明音ちゃんが安心して旅立っていけるように、みんなで背中を押していこうっていう気持ちでいっぱいです!
高柳:純粋に楽しみですね。やっぱりコンサートができなかった期間に、「本当に卒業コンサートをして卒業できるのか分からない」って思うことがありました。本当に全員でステージに立てるのかとか、いろんな不安があった中で、全員で立てることが決まって、リハーサルももうほとんどできているので、やっと「見えてきたな」って思いです。あとはお客さんに楽しんでもらえれば完成だと思います。
私の卒業ではあるんですけど、タイトルにあるようにSKE48の“兆し”になるような、未来につながるようなコンサートになればいいなと思ってつくりました。1年前に組んだセットリストほぼそのままなんですよ。卒業したメンバーもいるので、歌うメンバーを変えたりはしてるんですけど。曲はもうメッセージとしてほぼ完成していたので、逆に言えば1年分増えた思いをさらにギュッと濃縮してお届けできると思っています。
残念ながら今回来られないという人も、配信があるので、リアルタイムじゃなくてアーカイブでも絶対に観てほしいコンサートになっているので、観てください!
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