エマ・ワトソンを主演に迎え、「シカゴ」や「ドリームガールズ」などで知られるビル・コンドン監督によって実写映画化が実現した「美女と野獣」。
エマ演じるベルといえば、イエロードレスの美しい姿が印象的だ。実写化に当たっては、ドレスの色や素材などのデザインについて多くの話し合いが必要となり、とても長い期間を要したそう。
「アンナ・カレーニナ」('14年)でアカデミー賞衣装デザイン賞の受賞経験があり、本作で衣装を担当するジャクリーン・デュランは、撮影が始まる3カ月前から作業を開始。
エマの意見も取り入れつつ、ドレスとその複製品を完成させるまでにおよそ1万2000時間以上も費やした。その結果、エマが動きやすくなるように、コルセットもケージも必要としない素晴らしいドレスが出来上がった。
エマは「あのドレスはこの物語のロマンティックなシーンの一部であり、ドレスそのものがアイコン的な存在よ。それだけに、あれは間違いなく興味深いチャレンジだったわ!」と語っている。
アニメーション版で語り継がれ、日本版予告でも公開されているボールルームでの名シーンで、その素晴らしいドレスは、踊るエマの体に沿って動き、彼女をより優雅に見せている。
ディズニー映画「美女と野獣」は、4月21日(金)から全国で公開。
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