“ジェンダーレス男子”周(めぐる/板垣李光人)に視聴者メロメロ「可愛すぎて震えた!」「原作まんま!!」新ドラマ『カラフラブル』スタート

2021/04/02 10:57 配信

ドラマ

“ジェンダーレス男子”周(板垣李光人)(C)ytv

ジェンダー問題への問題提起も「女子力って何だろうね」


一方で、過剰なジェンダー意識への問題提起やキャラクターの成長もしっかりと描かれた初回。

なかなかおしゃれに気が回らない和子が「私、女子力低いなぁ」とつぶやくと周が「女子力って何だろうね。和子ちゃんは和子ちゃん。僕は僕。それだけじゃダメなのかな」と返したり、周との会話を経て和子が「いろんな人がいて、いろんな考え方や『好き』がある。それが私たちが生きてる今だから、私はそういう世界の方が面白いと思います」としっかり自分の意見を口にするシーンなど、胸に残る場面もいくつもあった。

劇中でキャラクターたちが発する“推し”とは、大好きなアイドルなどほかの人に勧めたくなるほど好きな存在のことで、本作のキーワードの一つ。自分自身が“推し”の周と、周が“推し”の和子、そんな2人が「好き」を力に変えて成長していくストーリー展開は、さすが「おじさんはカワイイものがお好き。」(2020年、日本テレビ系)のスタッフが再集結した作品だ。

周が和子の頬にキスし、「ドキッとした?僕の全部、好きにさせるから」と告白して始まった、かわいい2人の“恋のお試し期間”。第2話は4月8日(木)夜11:59から放送する。

一緒にカフェで朝食を食べたり、少しずつ恋人らしいことをしていく和子と周。そんな中、和子たちの働く漫画誌でキラ(桐山漣)のグラビアと、彼を主人公にした漫画の連載が決定し、和子は連載の担当を任される。だが、アイデアが浮かばない和子は気分もなんとなくすぐれない。それは、生理がくる1週間前の予兆だった。