4月4日(日)の「世界一の九州が始まる!」(毎週日曜朝10:15-10:30、RKB毎日放送ほかJNN系九州各局)は、OBS大分放送製作の「物流の未来を変える!ドローンのチカラ」を放送。安全なドローンの開発に心血を注ぐ大分市の会社の取り組みを伝える。
無人航空機・ドローンの開発や無人ロボットの制御システムなどを研究・開発しているciRobotics(シーアイロボティクス)株式会社(大分市)。農薬散布ドローンや重量物を運べる林業用ドローンなど特殊な無人機の開発が強みだ。
ドローンは搭載される部品1つでも欠陥や劣化が生じれば、航続時間の減少や重大事故につながりかねない。そこで、ドローンの安心・安全飛行をモットーとする社長の小野俊二(おの・しゅんじ)さん(57歳)らが開発したのが、国内初となるドローンの性能評価装置だ。
「フライト前にドローンの性能を評価したい」という開発現場の声から生まれた装置で、実飛行なしにドローンの動力や上昇力の測定、機体の特性解析などを行うことができる。客観的にドローンの性能を評価できるとして、装置は世界最大級のロボット研究拠点「福島ロボットテストフィールド」に導入された。
現在ciRoboticsは、大分県などと協力して、過疎地域や離島への宅配用大型ドローンの長距離飛行実証実験を進めている。深刻化する買い物難民を救う切り札になると期待されている。
「とにかく安全なドローンを開発するためにノウハウを蓄積してきた」と話す小野社長。安全をとことん追求する姿とドローンの今後の可能性を伝える。
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