このイベントではおなじみの、垣花正アナウンサーのナレーションで「ももクロの4人が、モノノフの前で直にパフォーマンスを見せた最後の姿。それが、この『バレイベ』だったんです」というアナウンスと共に、2020年の様子が映し出され、1年2カ月という月日を経て“ももクロ再始動”という言葉で4人がステージに登場。
1曲目「行くぜっ!怪盗少女-ZZ ver.-」のイントロが流れ始めると、ファンがサイリウムをメンバーカラーに染めて、声が出せないという制約の中、腕を振って盛り上がる。
2曲目を終えるとMCに突入し「声は出せないけれど、一緒にやってください!」と呼びかけ、恒例の自己紹介。そして、4人も久しぶりのリスナー、ファンとの再会を喜び、「楽しんでいってください」とメッセージを送った。
続いて、今年リリースしたばかりの「劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』」の主題歌「月色Chainon」や「サラバ、愛しき悲しみたちよ」を熱唱。キレキレなダンスを見せた。
久しぶりの有観客イベントについて、「(観客が)いるといないとで全然違う!」「声は出せないけれど、コールが聞こえてくるんですよ!」とファンのありがたみを語った。
ここからは、ソロ曲を披露するコーナーへ。トップバッターとなった百田夏菜子が歌うのは、初ヒロインを務めた映画「すくってごらん」の主題歌「赤い幻夜」。映画の雰囲気を表現するようにしっとりと歌い上げた。
続いては、高城れにによる「everyday れにちゃん」。百田とは対照的に、ステージ上で飛び跳ねたり、ひたすら笑顔を見せたりと、高城らしさ全開のステージを見せつける。
再びMCコーナーとなり、“桜”にまつわるゲストとして森山良子が登場。初共演の思い出や、森山がももクロに抱いている思い、音楽一家である森山の家族にまつわる話などが語られた。
そんな森山は「涙そうそう」と「聖者の行進」の2曲を披露。「聖者の行進」では、ももクロとコラボレーション。森山がキレのあるジャズを響かせるバックで、ももクロはダンスを披露した。
メンバーがステージを下りようとすると、スクリーンに「特報」という文字が。2年前のももクロ初明治座公演の様子が流れ、明治座第2弾公演開催を発表。座長となる玉井詩織が「前回の公演とはまったく違う内容になる」と語った。
本編、アンコールを終え、佐々木彩夏は「いつもみんなが来てくれるのが当たり前だと思っていた。改めて、みんなが来てくれてうれしい」と感謝を伝え、高城は「またみんなと桜が見られて良かった!」と笑顔。玉井も「またみんなと集まってライブができたら良いね」と次の公演に期待を寄せ、百田は「また会場で会えることを楽しみにしています」とメッセージを送り、裏公演を締めくくった。
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