ジェジュンを追ったドキュメンタリー映画が公開決定「僕の生きてきた道を振り返りながら、たくさん語りました」

人気アーティスト・ジェジュンを追ったドキュメンタリー映画「ジェジュン：オン・ザ・ロード」(原題：「ON THE ROAD an artist’s journey」)が2021年夏に公開されることが明らかになった。なお、 これは世界最速でのロードショーとなる。

同作のメガホンを取るのは大ヒットを記録した「私の頭の中の消しゴム」(2004年)や「サヨナライツカ」(2009年)の奇才、イ・ジェハン監督。そして「梨泰院クラス」(2020年)で注目を集めたパク・ソンイルが音楽を担当する。

一人の青年としてのジェジュンが描かれる

この映画で描かれるのは、アーティストとしてのジェジュンではない。一人の青年としてのジェジュンが自己と向き合い、自分のこれまで生きてきた人生を辿りながら、自分自身を探っていく道のりだ。

コンサートのバックヤード映像や稽古風景、創作活動の様子なども織り込みながらも、内容のほとんどはジェジュン自らがイ・ジェハン監督を相手に物語るというもの。

複雑な生い立ちや裕福とは程遠い少年時代のこと、「X JAPAN」に衝撃を受けた話、兵役を経て価値観が大きく変わったこと、初恋の思い出や恋愛観、初めてロックに挑戦した曲「MINE」などについて、ある時は自らが運転する車の中で、またある時は自分の部屋で語っていく。そして、“過去活動したグループ”にまつわる話をする最中には、メンバーへの未だ消えることのない思いに言葉を詰まらせる。

更に劇中では、小学生時代に暮らした思い出の地をめぐり、幼なじみに再会して笑顔で語り合うシーンも。友人たちに手料理をふるまう素顔のジェジュンを映し出すと共に、同級生や恩師、軍隊時代の仲間、写真家、ギタリストのキム・テウォン、そして後輩アーティストらの証言から、彼の真の姿を浮かび上がらせていく。