一方、白石が演じるつかさは、有馬に告白しあえなく玉砕してしまうも、決して諦めずに有馬を一途に思い続けている、真っ直ぐでピュアな魅力にあふれたヒロイン。
白石自身は、「少女マンガの王道のヒロインというよりも、格好いいヒロイン。フラれても有馬を一途に思い続ける姿は、『ロミオとジュリエット』の逆バージョンに見えました」と自身の役を分析しながら、不意打ちの優しさにときめくきゅんとした表情や、片思いの切なさを思わせるはかなげな視線など、恋するつかさの心の変化を絶妙に演じ分けていた。
重要なシーンでは気持ちを切り替え、少し離れたところでじっと集中力を高めている白石の姿は、演じるつかさの芯の強さと通じるようで、まさに白石とつかさがリンクしているように見えた。
浮所と白石、それぞれが役へ込めた熱い思いから、原作のキャラクターの魅力はそのままに、映画ならではの要素もたくさん詰め込まれた、有馬隼人と篠原つかさという愛されるキャラクターが生み出された瞬間が撮影現場では繰り広げられていた。
そして映画公開の期待が高まる中、4月24日(土)からは数量限定オリジナルクリアファイル特典付きムビチケ前売券の発売がスタートされる。
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