自分のお母さんが原作を読んでいて、「実写化したら芽郁に演じてほしい」と言われていた小説だったので、うれしくなってすぐに脚本を読ませていただきました。今まで挑戦したことのない役どころでしたが、お母さんのためにも自分のためにも絶対にやりたい作品だと思いました。
血のつながりのない親子でも愛の深さを持てるんだ、そして感じたことのない愛の種類や温かさを知って、人とのつながりは強くなるんだと気付かされました。
撮影現場でお会いした田中さんは「森宮さんがいる!」と思わず口に出てしまうほど、原作のイメージ通りの森宮さんでした。撮影中も、とても優しい方でずっと頼りにしてましたので、森宮さんと優子の親子関係をぜひ楽しみにしていただければと思います。
脚本を読んだときは、変わった親子関係が描かれているので難しい役だなと思いましたね。娘のいる父親の役でしたので、実生活が武器になるかなと思い現場に入ったのですが、芽郁ちゃんとは年齢が全く違ったので残念ながら参考にならなかったですね(笑)。
血のつながらない親子の関係性を作るのが難しいなと思っていて、実際に一筋縄ではいかなかったですが、芽郁ちゃん演じる優子ちゃんとはすてきな距離感になれたらいいなと思って演じました。いままで見たことのない親子像を作りたいと思って演じました。
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