永野芽郁と田中圭が血のつながらない親子、石原さとみが初の母親役に…「そして、バトンは渡された」映画化

2021/04/08 06:05 配信

映画

永野芽郁、田中圭、石原さとみが出演する映画「そして、バトンは渡された」の公開が決定(C)2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会

石原さとみコメント


私が演じる梨花はとても大胆不敵で、ちょっと理解しがたく謎の多いキャラクターですので、演じるのは難しいなと思いながら脚本を読みました。優しくて温かくて、でも切なくて愛があふれていて、原作と同じ読後感がありました。

初めての母親役でしたが、私の周りにもお友達の子どもも多いですし、気負わずに演じることができたと思います。撮影の合間も(娘役の)くるみちゃんとずっと一緒にいましたし、肌と肌が触れている時間を多くしようと心掛けていました。触れていると心地よくなって、とてもいとおしく楽しい時間を過ごさせていただきました。

前田哲監督コメント


本来、子どもは宝であり、周りの人たちから慈しまれ、護られ、無条件に親から愛される存在のはずです。本作は、人が人と生きることの本質と、親であること、子であることの核心を突いていて、暗たんたる子どもの事件が多発する現在、そして、未来に向けて、必要とされている物語であります。

希望を物語るのではなく、この風変わりな「家族の物語」そのものが、希望であると信じています。観客の心に深く、さらに深く、涙と共に大きな幸せを届けたいと思っています。