丸山ゴンザレス×ギンティ小林が裏社会を語る

2017/03/06 21:14 配信

映画

映画史上、“最も”刺激的な悪を描いた韓国映画「アシュラ」©2016 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved

韓国を代表する俳優チョン・ウソンファン・ジョンミンらが出演する映画「アシュラ」の公開を記念して、裏社会と過酷な現場を潜り抜けてきた丸山ゴンザレスとギンティ小林がトークショーを行った。

映画では、利権と陰謀にまみれた架空の街アンナムを舞台に、汚職刑事や悪徳市長ら4人の悪党が壮絶なサバイバルバトルを繰り広げる。

利益追求のため、悪事を働く市長パク・ソンベ(ファン・ジョンミン)については、ギンティが感想を尋ねると、ゴンザレスは「裏社会の人はビジネスマンのような有能さがあります。でも、チラッと見える顔が怖かったり。彼らの最優先は利益追求であり、そのためだったらプライドも簡単に捨てるし、暴力も交渉の一つとして使いますね」と自身の取材経験を交えてコメント。映画に出てくる悪人の上下関係についてギンティが触れると、ゴンザレスは「裏社会で悪人が一番逆らえないのは、お金を貸してくれる人。そういう人は目立つことを嫌い、普通に生活してるんですよ」と、身近な存在であることを示唆し、トークショー会場を凍りつかせた。

トークショーのラストでは、ゴンザレスは「この映画の食卓シーンはご飯が美味しそうですよね。都内で同じ物が食べられるお店があるそうなので、興味がある人はぜひ」と食いしん坊ぶりも披露した。