舞台『刀剣乱舞』“戦い続ける座組”が大坂夏の陣に出陣、刀剣男士8振りのキャストコメント到着

2021/04/13 12:00 配信

2.5次元

舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣-」開幕(C)舞台『刀剣乱舞』製作委員会 (C)2015 EXNOA LLC/Nitroplus

「舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣-」が4月11日、東京・豊洲のIHIステージアラウンド東京にて開幕。刀剣に宿る付喪神(つくもがみ)が戦士の姿で顕現した“刀剣男士”を演じるキャストのコメントが届いた。

舞台『刀剣乱舞』は、DMM GAMES/Nitroplusのゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案にしたストレートプレイシリーズ。1月10日から3月28日まで同劇場で上演された「舞台『刀剣乱舞』 天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-」との2部作連続上演で、360°回転円形する劇場を生かした史上最大のスケールとなっている。

あらすじ


西暦2205年。歴史の改変を目論む「歴史修正主義者」によって過去への攻撃が始まった。時の政府は「審神者(さにわ)」なるものたちに歴史の守護を命じる。その審神者の物心を励起(れいき)する力によって生み出された「刀剣男士」たちは、定められた歴史を守る戦いへと身を投じるのだった。

慶長十九年、大坂。方広寺鐘銘事件を発端に、徳川家康(松村雄基)率いる幕府軍と豊臣秀頼を(小松準弥)長とする豊臣家の間で勃発した戦国時代最後の大戦、大坂の陣。その皮切りである冬の陣では、圧倒的不利と見られた豊臣方が浪人衆たちの助勢により善戦。戦いの長期化を懸念した徳川方は和睦交渉に転じ、豊臣方もその条件をのむこととなる。

その裏には、歴史を巡る刀剣男士と時間遡行軍の戦いがあった。山姥切国広(荒牧慶彦)率いる部隊の働きにより、1度は守られたかに見えた歴史。しかし、定められた未来に一矢を報いようとする真田信繁(鈴木裕樹)が、歴史とは異なる局面で自刃。その事実は、あるものたちが信繁の影武者を仕立て上げることによって隠蔽(いんぺい)されるのであった(舞台『刀剣乱舞』 天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-)。

表向きだけの正史が遂行される歴史。大坂夏の陣の時代に、へし切長谷部(和田雅成)を隊長とした三日月宗近(鈴木拡樹)、鶴丸国永(染谷俊之)、数珠丸恒次(高本学)、骨喰藤四郎(三津谷亮)、薬研藤四郎(北村諒)からなる部隊が出陣する。

たどり着いた大坂城下町は、祭りのような喧騒があふれ返っていた。聞き込みによると、豊臣軍は徳川率いる幕府軍を相手に連戦連勝しており、町人たちは気の早い戦勝祝いに沸いているとのこと。豊臣滅亡という本来の歴史からずれ始めていることを察する刀剣男士たちは、任務の最中で奇妙な士たちに遭遇する。それは、史実には実在するはずもない真田十勇士であった。

一方、政府より命じられた“ある任務”のために先んじてその時代へとやってきていた大千鳥十文字槍(近藤頌利)と泛塵(熊谷魁人)。ある事情により泛塵と別行動を取る大千鳥は、状況を打開するために三日月宗近に接触を試みる。

やがて刀剣男士たちは、大坂夏の陣の頃には解体されてなくなっているはずの真田丸を訪れることとなる。そこで彼らを迎えたのは、三日月宗近の元主である、高台院湖月心尼(一路真輝)であった――。