SKE48・高柳明音、1年1カ月待ち望んだ卒業コンサートが開催「12年やって、ちゃんと一人前のアイドルになれたかなって思います」

2021/04/11 06:30 配信

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日本ガイシホールでSKE48・高柳明音の卒業コンサートが開催(C)2021 Zest,Inc.

SKE48高柳明音の卒業コンサート「SKE48アリーナコンサート in 日本ガイシホール 私の兆し、皆の兆し ~あかねまちゅりだ!~」が4月10日に、愛知・日本ガイシホールで開催された。

2019年10月にグループからの卒業を発表し、2020年3月に卒業コンサートを行う予定だった高柳だが、新型コロナウイルスの感染拡大によりコンサートは延期に。当初の予定から1年1カ月がたち、コロナ対策のため会場最大キャパ半分未満となる3500人の動員で、卒業コンサートが開催される運びとなった。

高柳「この景色が見たかった…!」


開演前にオンラインで行われた取材会では、「世の中からコンサートができるということが1回なくなって、コンサートができることが当たり前じゃないことが身に染みました。だけど、有観客を諦めてライブをただやるという選択肢は私にはありませんでした。卒業発表してから1年半、卒業コンサートを延期してから1年1カ月の間に、本当にコンサートができるか不安になったり、待っていれば本当に卒業コンサートができるのかと思ったこともあったので、今日という日を無事に迎えられてホッとしています」と、コンサート直前の心境を語った高柳。

コンサートは、そんな高柳が1人でステージに登場し、高柳が所属するチームKII初のオリジナル曲「愛の数」を披露して幕開け。原曲とは違うシンフォニックなアレンジで、1曲目から感動を誘う雰囲気が会場を包み込んだ。

「愛の数」を歌い終えると、メンバーが行進しながら入場し、チームKIIのオリジナル公演「ラムネの飲み方」のセットリストから「兆し」をパフォーマンス。会場に集まったファンたちもペンライトの色をチームKIIカラーの赤に切り替えてコンサートを盛り上げると、高柳は最初のMCで「この景色が見たかった…!」と感慨深げな様子を見せた。