2021/04/11 06:30 配信
玲奈が退場し、「会いたかった」「道は なぜ続くのか?」の2曲を披露すると、改めて高柳からメンバー、そしてファンにメッセージが。
「SKE48に入って12年、本当にいろんなことがありました。楽しいこともうれしいこともあったし、つらいことも悔しいこともたくさんありました。自分ってこんな人間だったんだって、改めてSKE48がたくさん教えてくれました。
アイドルっていうのは私が子供の時に思い描いた夢で、自分なんかがなれるわけないって諦めた時もありました。でも、運命なのかな、地元・名古屋にアイドルグループができる、そんなことがあるんだなって、最初で最後の賭けだと思ってオーディションを受けて今に至ります。
そこで私を好きになってくださった人がいて、こうやってたくさんの方に支えられて、一緒に頑張ってきたメンバーもこんなにたくさんいるし、先に旅立っていったメンバーもたくさんいます。見送る側のときは寂しくて、『何で先に行っちゃうんだろう』とかそういう気持ちがたくさんありました。
12年やって、ちゃんと一人前のアイドルになれたかなって思います。完璧なアイドルではなかったですけど、本当に悔いのない、最高に幸せなアイドル人生でした。このセットリストを考えてるときも幸せだったし、みんながリハーサルで楽しそうに練習してくれたり、『この曲一緒にできるのうれしい』って言ってくれたり、リハーサルの時から泣きそうだって言ってくれる子がいたり、みんな一人一人がいたから、私はここに立ててます。
私がここに連れて来たんじゃなくて、みんながここに連れて来てくれた。一緒に来て、一緒に立っていると思います。アイドルっていうのは全員が同じラインで頑張れるものじゃなくて、つらいことやなかなかうまくいかないこと、私はどうしたらいいのかなとか、このグループに自分は必要ないんじゃないかとか、そう思うことが私も本当にたくさんあったんですけど、12年やり切ったら、その時のことも今につながってるなって思えるようになりました。
今つらい思いをしてる子も、今無敵状態の子も、みんながSKE48にいるからこうやってたくさんのファンの方に愛していただけて、これからも続いていくんだと思います。私は本当に、本当にSKE48に出会えて幸せでした。こんなにニコニコ終わるって自分でも思ってなかったです。もっと何かうわーってなるかなって思ったんですけど…幸せだったんです、本当に。ありがとうございました」と思いを明かし、高柳はステージ上に現れたゴンドラに乗ってステージを後にした。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)