――演じられてどうでしたか? 撮影の感想も教えてください。
下野紘:そうですね、思春期というか大人でもないし、子どもでない部分を二人で表現させていただきました。掛け合いの絶妙さが本当に面白かったです。
梶裕貴:合間の休憩も含めて、最後まで楽しく過ごさせていただきました。
――お二人の青春エピソードを教えてください。
梶:絵にかいたような学生時代の青春だったなと感じる思い出は、高校の演劇部での時間ですかね。お芝居をするには体力も必要! ということで、舞台稽古をする前に、校舎の周りを走っていたのが印象深いです。ジャージに着替えて、列になって…あ、近くにあった河原の土手も走っていましたね。いま思い浮かべていて、まさに青春らしい映像すぎて笑えてきました(笑)。
下野:俺もありますよ、青春エピソード。雨が降った文化祭の当日、終わった後にメンバーと帰宅している途中に噴水のある公園があって、「もう雨でぬれてるからいいじゃん!」って、本当はよくないんだけど噴水に入ってばしゃばしゃ水掛け合いをしたね。青春でしょ!
――キャッチコピー「理由なんかなくても好き」にちなんで、“理由がなくても好きなもの”を教えてください。
梶:僕は…“犬”ですね。犬が好きなのに理由なんてないでしょ! 赤ちゃんだろうが、老犬だろうが、全部かわいいから! 犬!
下野:そうですね…“ゲーム”! ちっちゃいころからやっているから理由なんてないよ! パッと思い浮かんだのがこれしかない。俺…子どもかなぁ~(笑)。
―― 濃厚チョコブラウニーは、通常のフレーバーとリッチミルク、どちらが好きですか?
下野:濃厚チョコブラウニーですね。
梶:私もです(笑)!
――ファンの方へメッセージをお願いします。
梶:今回ご縁あって、住野よる先生書き下ろし小説「no doubt」に出演させていただきました。とてもうれしく思います。脚本のすばらしさはもちろん、二人芝居ということで、下野さんとの長年の信頼関係が生み出す空気感もいい具合に反映されているのではないかと思います。「濃厚チョコブラウニー」のほろ苦さとリンクした、高校生二人の青春ドラマ。ぜひ「濃厚チョコブラウニー」をかじりながらお聞きください。よろしくお願いします。
下野:イガラシとイマイのなんともいえない絶妙なやり取りがあって、梶くんと一緒にやらせていただいて、その空気感が楽しくてずっとこの空気感を味わっていたいなと思わせてくれるような、そんなお話になっています。
濃厚チョコブラウニーがキーワードにもなっていますので、どういう風に登場するのか、表現されているのかぜひ聞いて楽しんでください。よろしくお願いします。
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