元NMB48の内木志が、4月21日(水)~28日(水)に東京・浅草木馬亭で上演される舞台「たやのりょう一座第7回公演『あゝ涙乃橋商店街』」に出演。二度目の出演となる一座の作品で、昭和時代の浅草の豆腐店店主の妻である母親役を演じる。
2019年8月のNMB48卒業後、着実に舞台女優としての経験を積み重ねる彼女に、新境地となる今回の役どころに臨む心境などを聞いた。
──今回は母親役という、新たな役どころを演じるようですね。
まさか自分がお母さん役を演じることになるとは思っていませんでした。豆腐店の店主の太郎さん(こぐれ修)の奥さん・千代という役なんですけど…これは言っちゃっていいんかな? もう亡くなっていて、太郎さんがピンチになると、出会ったばかりの若いころの姿で現れるっていう役です。
「めっちゃ面白そう!」って思いました。三谷幸喜さんの映画「ステキな金縛り」の落ち武者みたいな感じで(笑)。普通の役とは違うから、いろんなことができそうやなって思いました。
──太郎さんにしか見えない役ということですか?
そうです、そうです! 他の人たちには話し掛けても何もリアクションがなくて、子どもたちのことは見守るしかできないという役ですね。太郎さんが私と話していると「お父さん、誰と話しているの?」みたいな感じで。
──性格的にはどんな女性の役になりますか?
太郎さんと出会ったばかりのころの役なので、18歳くらいの設定なんですよ。太郎さんや子どもたちのことが大好きで、怒るときにはしっかり怒る。精神年齢は高めな役なので、そこを表現するのが大変ですね。
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