──昭和時代の設定の舞台は、平成生まれの内木さんには新鮮な印象ですよね。
私の実家がおばあちゃんの家だったので、掘りごたつがあるような雰囲気のセットは懐かしい感じがして居心地いいです。
──滋賀県出身の内木さんですが、東京の女性の役になります。
でも、関西出身という設定で、怒るシーンでは関西弁も出るので、そこは気持ち的に楽ですね。
──今回は槙田紗子さん(元PASSPO☆)の振り付けで、ダンスシーンもあるようですね。
“換気タイム”に浴衣を着て踊ります。前回この一座の舞台に出演したときもダンスシーンはあったんですけど、私は踊っていなかったので初めてですね。別の公演で日舞は踊ったことがあるんですけど、かわいらしいダンスは久しぶりになります。
──稽古中の4月6日には誕生日を迎えました。
はい、24歳になりました。一座の皆さんに誕生日当日に祝ってもらえそうやなと思って、楽しみにしていました(笑)。24歳初の舞台なので、皆さんもお祝いを込めて見に来ていただきたいです。
──女優として、これからの目標はありますか?
舞台ももっとやりたいですけど、ドラマや映画にも出演したいです。高校生役はもう難しいかもしれないので、大学生役なら(笑)。目標にしている女優さんは堀内敬子さん。あのくらいの年齢になったら、あんなふうに安心感のあるお母さん役とかできるような女優さんになりたいです。
──では、最後に改めて今回の舞台のアピールをお願いします。
今はこのような状況ですが、だからこそ人と人との触れ合いの大切さがわかる昭和レトロな物語になっています。笑顔で帰っていただけるような作品になっていますので、ぜひ浅草の劇場までお越しください!
◆取材・文・撮影=青木孝司
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)