――ドラマ、映画の“推しキャラ”を教えてください。
ドラマだと、生田絵梨花ちゃんが演じる三春滝咲良です。三春滝は真っすぐ過ぎて損しちゃうだろうなっていう、思わず支えたくなるような女の子。もうちょっといい人生に導いてあげたくなります。生田さんも真っすぐに三春滝を演じていて、役にぴったりだと思いました。
映画だと新渡戸九(小野寺晃良)ですね。「賭ケグルイ」のキャラクターはみんな個性が強いからキャラクター同士の相性があると思うんですけど、新渡戸は誰と組んでもうまくいくんです。若干違和感があって面白いです! 若いのに自分で自分のことを「おじさん」って言うところもいいですよね(笑)。
――芽亜里以外で演じてみたいキャラクターは?
難しいですね…。矢本(悠馬)さんが演じている木渡は、自由そうだしやったら楽しそうだなって思います。木渡のお芝居の案は全部矢本さんが出しているそうなんです。映画の木渡のシーンがすごいなと思っていたら、英さんが「あれ、全部自分で考えたんだよ。台本にあんなこと書いてないのに」っておっしゃっていて、自分で考えるのは大変そうだけど楽しそうだなって思いました。
――最後に、ドラマ、映画の見どころを教えてください。
「双」では、これまでの本編では見られなかった、芽亜里のかっこいいところをたくさんお見せすることができると思います。
個人的に好きなシーンは、芽亜里が早口でつづら(秋田汐梨)をまくし立てるシーンです。監督から「後からラップ調の音楽を付けるから、ラップっぽい感じでやってほしい」と言われて、「どういうことだろう?」と思っていたんですけど、完成した映像を見ると、めちゃくちゃかっこいい音楽が流れていて驚きました。元々の「賭ケグルイ」にはないような、多分、芽亜里が主人公だからこういうテンションになったんだろうなという場面なので、注目してもらいたいです。
映画では、説明(ゼリフ)の多かった五十嵐とか、今まで見せ場があるかといったらそうではなかった役回りのキャラクターにも、ちゃんとスポットが当たっていると思います。魅力的なキャラクターたちがそれぞれ輝いている姿を見てほしいです。
――それを芽亜里風にアピールするなら?
「あんた、見なきゃ損するわよ!」ですかね(笑)。
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