水原希子、“ロードムービー”出演のために運転免許を取得「持ってないとちょっと無理があるなと思って」

2021/04/13 19:48 配信

映画

水原希子が映画「彼女」配信直前イベントに登壇した撮影:ブルータス海田

女優の水原希子が、4月13日に東京・新宿ピカデリーで行われたNetflixオリジナル映画「彼女」の配信直前イベントに登壇。共演のさとうほなみ、メガホンを取った廣木隆一監督と共に撮影を振り返り、劇中で車を運転するために事前に自動車の運転免許を取得したことを明かした。

映画「彼女」の原作は、女性2人の極限の愛憎を描いた中村珍の「羣青」(小学館IKKIコミックス)。同性愛者の永澤レイと、夫から壮絶なDVを受けている篠田七恵による、愛も憎しみも限界を超えた彼女たちの逃避行を描く。水原がレイ、さとうが七恵を演じる。

黒を基調にしたノースリーブのワンピース姿で登壇した水原は、試写を見に来た観客を前に「今日という日がついに来てしまったかと。こうやってたくさんの方々に劇場で見てもらうことがうれしくて、足を運んでいただけてとてもうれしいのと同時に、どうなっちゃうんだろうという緊張もあって。あと2日で配信されるんですけど、それがNetflixで世界配信ということで、今までに感じたことのない緊張を感じています」と心境を吐露。

続けて「皆さんがこの2人の愛の物語をどう受け取ってくれるのか、興味があります。いろいろ映画の話もさせていただくので、ちょっとでも楽しい時間になればいいなと思います」とはにかみながら、あいさつした。

また、あらためて同作のオファーを受けた感想について「好きな人のために人を殺すという、かなり重い役どころなので、チャレンジングになるなと思いました。かなりの想像力が必要でしたし、どのシーンも苦しいんだけど、2人の関係性が構築されていく感じとか、2人の愛の形がどんどん育まれていく、その独特の世界観に引き込まれました」とコメント。

さらに「果たして自分は演じることができるのかな、っていう気持ちに押しつぶされながらも役者として挑戦してみたいなと思いました。これを演じているときの自分の精神状態を想像したとき、すごくドキドキしたんですけど、“その先にある景色”を見たいなという思いの方が強かったです」と回顧した。