1974年から75年にかけて日本テレビ系で放送された伝説のドラマ「傷だらけの天使」が、現在BS12 トゥエルビで放送中(毎週火曜~金曜 夜9.00-9.55)。雇われ探偵として働く修(萩原健一)と亨(水谷豊)の姿から、若者の怒りと挫折を描いた探偵ドラマだ。
萩原と水谷の熱演、ストーリー展開の面白さといろいろな魅力が詰まった本ドラマだが、子役時代の坂上忍(第1話)、小松政夫(第10話)、桃井かおり(第14話)とゲストの顔触れも興味深い。
2月7日に放送が始まり、残すところあと3週。“このゲストは見逃せない”2つのエピソードをピックアップ! いずれも市川森一が脚本を手掛けた。
■関根恵子(現・高橋恵子)がホステスに!?
3月9日(木)放送・第19話『街の灯に桜貝の夢を』/不景気のせいか修と亨には仕事がなく、亨はクラブホステスの明美(関根)のヒモになり下っている。亨と明美の希望はスナックを開くこと。資金稼ぎのため、修が暮らすペントハウスをジュータンバーに改装することに。ホステスは明美一人で、修と亨は「正真正銘の女子大生」の触れ込みで客を引き、店は大繁盛。こうして3人がいい気になっているところに辰巳(岸田森)から「建設会社の社長の板倉をうまくたらしこみ、濡れ場をカメラに収めること。報酬は100万円」との依頼が来る。
■坂口良子は修の幼なじみ役で愛らしい演技を
3月17日(金)放送・第24話『渡辺綱に小指の思い出を』/修は暴力団銀竜会の幹部・村田(前田吟)から自分の組の賭場に札まきとして入り込みイカサマをやるよう依頼された。実は村田には、イカサマをわざと発覚させて銀竜会のメンツをつぶし、組を敵対する金竜会に売り渡して自分は金竜会の大幹部に納まろうという思惑があった。そんなことを知らない修は、イカサマの特訓を受けたあと、本物のヤクザに見られるようにと入れ墨を体いっぱいに書かれてしまう。こうして修は幼なじみの加代子(坂口)との再会を経て、札まきとして銀竜会主催の賭場に乗り込む。
■毎週日曜夜9時、早くもリピート放送が!
3月22日(水)に最終話がオンエアされるが、BS12 トゥエルビでは4月9日(日)より、「傷だらけの天使」をリピート放送(毎週日曜夜9.00-9.55)。合わせて、4月2日(日)に、萩原が本ドラマの秘話を明かした特番「萩原健一、『傷だらけの天使』を語る。」の再放送も決定した(夜9.00-9.55)。
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