高さ10メートルから時速60キロ、わずか1.4秒の空中演技の美しさと正確さを競い合う水泳・飛び込み。ミズキダイビングクラブ(通称:MDC)に所属する高校1年生の坂井知季は、青春を謳歌する学校の友達を見て、毎日練習ばかりの日々に疑問を感じていた。
一方MDCでは、次期オリンピックの最有力候補の富士谷要一が取材を受けていた。要一は父・敬介(村上淳)がコーチで、親子2代でのオリンピック出場を目指していた。
密かに要一に憧れている知季は、ある夜、偶然自主練習中の要一と出くわす。「オリンピックで金メダルを取るためなら、なんだってやる」という強い決意を聞いた知季は、その目標の高さに圧倒されてしまう。
同じ時、断崖絶壁に立つ青年の姿が。ある日の練習中、MDCに新任コーチ・麻木夏陽子(馬場ふみか)がやってくる。知季の飛び込みを見た夏陽子は知季の才能を見抜き、「一緒にオリンピックを目指してみない?」と声をかける。
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