寺嶋「あの、お衣装かわいいですね。ジャケットすっごくお似合いです。バッジもたくさんついているんですね…」
大好きなポムポムプリンを前に敬語になり、とにかく褒めちぎる寺嶋さん。
これを聞いたポムポムプリンは決めポーズをして、ジャケットタイプの新作のコスチュームをカメラに向かって見せた。
2ショット、ポムポムプリン単体での撮影、自撮りなど、いろいろな撮影方法を楽しんだ寺嶋さん。夢のような時間を堪能し、本人にお礼を言おうとすると、なんとポムポムプリン自身の提案で「にこにこプリンルーム」のお気に入りスポットを案内してくれることに!
ポムポムプリンが案内したのは入り口すぐのところにある、ポムポムプリンのぬいぐるみで敷き詰められた天井とポムポムプリンの形をしたミラー。「特に好きなぬいぐるみは、ありますか?」などと話しながら、一緒に楽しみ、この日の取材は終了した。
そもそも寺嶋さんは、なぜポムポムプリンを推すようになったのか。ポムポムプリンを推すようになった経緯を聞いてみた。
寺嶋「プリンくんがデビューした1996年当時は、小学生になるころでした。当時は、どちらかというとマイメロディちゃんや、マロンクリームちゃんなどわかりやすくファンシーなキャラクターが好きだったんですね。むしろ2個下の妹の方が、プリンくんのグッズをよく持っていました。そのこともあって、かわいいなと気になってはいつつも、自分も好きだとは言いづらかったんです」
寺嶋「そこからしばらくして、プリンくんがあんまり表に出なくなっちゃったんですね。おそらく、当時プリンくんを好きだった子供たちが大人になったからだと思います。その時に“あの子に、もう会えないのかな”って思っていたら、20周年に向けて復活してくれたんですよ。その時に“あの時、推せなかった分、推そう”と決意したんです。なかなか“推す”ことに踏み出せなかった私にもこんなに優しくしてくれるんだから、ありがたいですよね」
寺嶋「それに、プリンくんの姿って、アイドルに通ずるところも多いんですよ。いつもいい調子だとは限らないけど、腐らずに頑張って、自分らしさを持ったまま復活を遂げましたから。自分らしいことをずっとやってたら、見つけてくれる人が増えていくというのを体現してくれてる姿込みで大好きです」
ただ好きなだけではなく、ポムポムプリンという存在を尊敬している寺嶋さん。最後に、25周年を迎えたポムポムプリンへのメッセージを語ってもらった。
寺嶋「25年間変わらず、楽しそうにしている様子を見て、こちらもたくさん楽しませていただきました。これからも30年、40年と長く活躍してほしいなと思います。老若男女、キャラ初心者の方でも照れなく好きになれるというのが彼の魅力でもあるので、ぜひプリンくんをきっかけにサンリオキャラクターにハマっていただけたらうれしいですね」
取材・文/於ありさ
撮影/尾木司
寺嶋由芙=Make/木下久恵、木村英里 Stylist/佐野夏水 衣装協力/F i.n.t ラフォーレ原宿店
(C) 2021 SANRIO CO., LTD. TOKYO, JAPAN 著作 株式会社サンリオ
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