――出演が決まった際のお気持ちを教えてください。
すごく楽しみだなと思いました。台本を読ませていただいて、久々にプロットで笑いましたね。入れ替わりの話って結構あるなと最初は思ったんですが、大石先生がそれをどうやって展開していくのかなっていうのが楽しみでした。
プロットを読んでいくうちにだんだん引き込まれて、「そっち!?(笑)」「(入れ替わるタイミングが)早くない!?」という印象だったんですよね。テンポもいいし、笑えるんだけど、その後続いていくストーリーの中で、人間味あふれる話だったり、笑えるだけではない心温まるような話になっています。
――高見沢春斗はどんなキャラクターですか?
元々、巴が新人のころに一緒に「SEIKAの空」を作り上げてきた編集者で、巴の元旦那なんです。その頃は、高見沢もまだ若手だったんですけど、「SEIKAの空」がヒットするにつれて、夫婦関係が崩れて離婚をしました。しかし、その後もことあるごとに巴から呼び出しを食らうという…。
副編集長なんですが、仕事はバリバリしている人なのかなと思いました。仕事への熱量もそうなんですけど、「SEIKAの空」に対しての愛が深いので、そこが物語の今後につながっていく重要なポイントになってくると思います。
――巴への愛情面はどう展開していきますか?
プロデューサーさんと話したのですが、決して嫌いになって別れたわけではなくて、一編集者、一漫画家としてのお互いの関係性が崩れてきただけであって、きっと巴も嫌いになって別れたわけではないと思っているんです。だから、その微妙な関係性を描けたらいいなと思います。
――同い年の松坂桃李さんの印象はいかがですか?
初共演なんです。彼の作品を何本か見たんですけど、同い年なのにすごく演技がしっかりとしているというか、大人っぽい印象ですね。コメディーの松坂さんがどんなふうになるのだろうというのは楽しみです。
――主人公の桃地は漫画に人生を救われているという役どころですが、三浦さんにとって「これで人生変わった」や「これに支えられている」というものはありますか?
漫画も好きです。それこそ学生のころは「SLAM DUNK」に憧れてバスケットボールをやっていますし、大人になっても「ONE PIECE」とか読んでます。毎週月曜日に出る「週刊少年ジャンプ」(集英社)のために一週間頑張っているようなところもあります(笑)。
――この春に新しく始めてみたいことや、やってみたいことなどはありますか?
なかなかいろいろなことができない時期なので…早くとりあえず落ち着いてほしいですね。
――最後にメッセージをお願いします。
金曜日の夜に、この作品を見てほんわかしていただいて、土日をしっかり休んでまた一週間頑張ろうという気持ちになっていただければうれしいです。笑ってほっこりしていただきたいので、楽な気持ちで見ていただければと思います。
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