「もともと表に出るような人間ではなかった」というAdo。動画再生回数が伸びず苦しんだ時期もあったが、心の支えになったのは「今までの自分を覆したい」という強い思いだった。
「学校の先生に『コミュニケーション能力がない』って言われたりして、私ってそんなにダメな人間なのかなって。それがとても悔しくて」。その悔しさをバネにクローゼットから発信し続けた結果、レコード会社の目に留まり道が開けていったという。
将来の夢は「さいたまスーパーアリーナでライブすること」という18歳。そんなAdoは、予備校講師でもある林先生に「20代、30代とかになってこれは待ち構えておいた方がいいものってありますか?」と逆質問。
林先生は、「18歳で一気に(トップアーティストに)行ったというのはとてもいいことであり、全てがちょっと早すぎたっていうことが、もしかしたら後から起きるかもしれないですよね。その時に、『今まではあまりにもスピードが速すぎた、少しちょっと止まって今できることはなんだろう』ってゆとりを持てる人は、いったん止まってもまた成長しますよね。そこで『今までこんなにうまくいっていたのに、なんでこんなに急に』って、起きたことを批判するような、そういう人は意外とそこで止まる」と、人生の先輩としてアドバイスを送った。
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