華やかなパーマヘアが周の優しいキャラクターにマッチしている。さらに、パステルカラーでまとめた子供番組の番組衣装を身につけた周。そのかわいらしさに、和子も「写真に収めたい!」と興奮を隠しきれない様子。
視聴者からも「めぐるくん、可愛い!!」「パーマよく似合ってる!!」「ゆるふわ感アップのめぐるくん激カワ」の声が上がった。
空の色を紫に塗った子どもに「僕は、お空が何色でもすてきだと思うな」「みんなも好きな色で塗ってみよう!」と言葉をかけた周。「カラフルな世界を僕は広げていきたい」と目をキラキラさせて話す姿は、“こうあるべき”という無意識のカテゴライズから自由で、まぶしい。
だが、ゆうたんにはその光が届かない。「カラフルな世界を認めるってことはさ、僕たちを嫌いっていう思いも受け止めるってことじゃないの?」と周に問いかけたゆうたん。カテゴライズの枠から自由になることは、自分を否定する意見に晒される恐怖と表裏一体だ。
同じような過去を持ちながらも、それを肯定できる周と、受け入れられないゆうたんの間には、分厚い壁が立ちはだかる。2人の分かれ道になったのは、存在すべてを受け止めて「可愛い!」とポジティブな言葉を浴びせてくれる和子のような存在がいたかどうか、だったのかもしれない。
「カラフラブル―」第4話は、4月22日(木)に放送する。
3話ラストで、周に衝動的にキスしてしまった和子。「これはもう、セクハラなのでは!?」と、自分のしたことに激しく動揺する。一方、周めぐるは、ぎこちない態度の和子に戸惑う。
キスのことが頭から離れず、仕事中もぼんやりしてしまう和子は、境(おいでやす小田)が甘地(遠藤健慎)を叱っているところに遭遇する。境は、ビジネスマナーを知らない甘地がミスを犯したと激怒。しかし、和子が甘地に話を聞くと、彼の言い分にも理があった。20歳以上の年齢差がある境と甘地の世代間ギャップは、簡単に埋まりそうもない。そんな中、境の小学生の娘が職場訪問にやってくる。
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