リーダーを務めてきた渡邉幸愛の卒業ライブを6月12日(土)に東京・Zepp DiverCityにて行うSUPER☆GiRLSが、渡邉のラストシングルとなる「はじまりエール」を4月21日にリリース。2019年からスタートしたスパガ”第4章”について、今の思いを渡邉、阿部夢梨、坂林佳奈、樋口なづなに聞いた。
――幸愛さんの卒業が着々と近付いてきている今の心境はいかがですか。
渡邉幸愛:卒業発表が昨年の12月で、そのときはまだ半年もあると思っていましたけど、ここまであっという間でしたね。まだ実感はないですけど、残された毎日を大事にして楽しい時間をみんなと共有していきたいなと思っています。
阿部夢梨:幸愛さんが卒業するって聞いてから時間がたつんですけど、私もあっという間に時が過ぎたなって思います。悔いのないように思い出を作っていきたいと思いますし、ファンの皆さんも同じだろうなと思います。
坂林佳奈:オーディションのときから「花道!!ア〜ンビシャス」や「ギラギラRevolution」のMVを見ていましたけど、私が加入したころにリーダーになった幸愛は雰囲気もだいぶ変わっていて、第4章のスパガを支えたいっていう気持ちを感じていました。
だから、卒業発表を聞いたときは、これからのスパガは私たちに任せて大丈夫と思ってくれたんじゃないかなって思って、うれしかったですね。悲しい気持ちもたくさんありますけど、もっと前に決断していた卒業を思いとどまってまでグループを支えてくれたと思うので、残りの期間は恩返しするつもりで楽しんでいきたいです。
樋口なづな:幸愛さんは私が加入してからずっと引っ張っていただいた計り知れない存在なので、いなくなるなんてまだ想像がつかないです。幸愛さんやファンの皆さんに、この子たちならスパガを任せていけそうだなって思っていただけるようなパフォーマンスや立ち振る舞いをできるようにいろいろ吸収していきたいですね。
――ラストシングルになる「はじまりエール」は幸愛さんも選曲から携わったそうですね。
渡邉:最後はどんな雰囲気の楽曲を歌いたい?ってスタッフさんが聞いてくださって、デモの中から何曲か選ばせていただいた中でメンバーからも票が一番多かったのがこの曲でした。
私が加入したときのシングルの「花道!!ア〜ンビシャス」も書かれたLitzさんの作詞なんですけど、卒業に当たってどう感じているかっていう今の気持ちを伝えさせていただいて、それを基に書いていただいたので、自分の言葉が入っている大切な作品に仕上がったなって思います。
阿部:初めて聞いたときは卒業シングルのようなしっとりとした曲調ではないなと思いましたけど、今後披露していく中でファンの皆さんと掛け合いなどもしたいなと思い、盛り上がる楽曲を選ばせていただきました。
坂林:幸愛は普段「ごめんね。のとなりで」みたいなバラードの方が好きって聞いていたんですよ。でも、あえてこの明るい曲を持ってきたのは、これからのスパガのことも考えてエールを送ってくれているんだろうな、彼女らしい選択だなって思いました。
樋口:タイトルにエールって入っていますけど、幸愛さんが私たちの背中を押すようにも捉えられるし、私たちが幸愛さんの背中を押す、ファンの方を押すとも聞けるすてきなものになっているなと思います。
渡邉:卒業ソングってその後歌われなくなることが多いですけど、そうなるのが嫌だったんですよ。今回は私がセンターですけど、歌割りが変わると聞こえ方が変わってくるし、すてきな曲なのでスパガからの応援ソングとして歌い継いでほしいなって思いました。
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