“着飾る女”真柴くるみ(川口春奈)は、インターネット通信販売で若者から支持を集めるインテリアメーカー「el Arco Iris」(エル・アルコ・イリス=スペイン語で“虹”の意)の広報を担当しており、インフルエンサーとしても活躍中。社長の葉山祥吾(向井理)からも一目置かれ、真柴はひそかに思いを寄せる社長のため、「憧れの存在」であり続けようと背伸びし努力する日々を送っていた。
ある日、真柴はマンションの契約更新を忘れてしまい、部屋を追い出されてしまう。そんな彼女に手を差し伸べたのは、真柴の唯一の女友達であり、「姉御」と慕う人気フードスタイリスト・早乙女香子(夏川結衣)。香子の計らいで真柴は、東京・表参道の一等地に建つ彼女の高級マンションが行き着くが、そこにいたのは既成概念を覆す“カオスなメンバーたち”だった。
自由気ままに好きな時だけキッチンカーでバルを営業する料理人で、シンプルな生活を追求する超マイペースな性格のミニマリスト・藤野駿(横浜流星)。駿のはとこでオンラインカウンセラーとして悩み相談を請け負っている関西人・寺井陽人(丸山隆平)。近所の高級スーパーでデリバリーのバイトをする傍ら、現代アートの絵画やオブジェを作るアーティストの卵・羽瀬彩夏(中村アン)。
この3人に真柴と香子という、縁もゆかりもない、年齢も職種もばらばらの5人暮らしが始まる。
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